いつものオーガスト
『ターミネーターが「服をよこせ」と言うかわりに天ヶ崎美琴が空から降ってくる』
たとえばそれがオーガスト。俺的に。
萌えゲとしてのツボとユーザーライクなバランスを徹底的に押さえつつ
世界観とシナリオは無邪気なSFマインド溢れる「いつもの」オーガスト。
瑛里華ときりきりとかなでさんイイね。超萌えるね。大人しい系の2人も好きな人には合うでしょう。
会話に隙間風の吹く序盤を乗り切ってちょっと古風な文化系学園モノのノリが合えば。
ストーリーに突っ込みどころが多いのは相変わらずだが
世界観の作り込みと作品のイメージをしっかり表現した「シーン」作りは
前作『夜明け前より瑠璃色な』以降、格段に良くなっている。今回もいい絵だなぁ。
モチーフは血、ワインレッドの色使いとさりげなくカッ飛んでるタイトル
プログラム仕掛けの吸血鬼
メインヒロインの主人公に対するファーストインプレッションが「おいしそう」
●●●たんのデスオーラ
誰かの前科は投げっぱなしでおk。なんとかなるさ。
まぁそんなわけで
デビュー作から一貫するセンス・オブ・「ワールド」は形を変えて今回も健在。
そのうえ「お姫様を助け出すのは男のロマンですよ!」なんて衒いもなく言われちゃ
恥ずかしさに顔真っ赤にしつつも同意せざるを得ない。だって、ねえ?w
そろそろすっかり信者です。ええ、次回作にも期待しています。