幼なじみ、妹、ドジっ娘、不思議系、ツンデレ、バカ親父…全てが王道の安心感よ。
ほとんど全てが予定調和な世界。お約束な展開は嫌いじゃなかったので楽しめた。
【主人公】
勉強より体動かす方が得意で、バカでお調子者だけどしっかりしなきゃいけない所はキッチリ決める。鈍感だけど思いやりがあって、軽くトラウマ持ち。
…なんてゆーか主人公を絵に描いたような主人公。
しょーもない奴なのか頼もしい奴なのか判断に困るし、ガキっぽい感じが溢れてたけど、裏表ないさっぱりした性格。ウジウジするよりは全然いいか。
【ストーリー】
アイドル幼馴染に天然ドジっ娘等々、典型的な「これぞ」というキャラが出てきて、しかも「こういう展開ならこうならんきゃいかんだろう」という予想通りに話が進む。私はベタなお話が好きなので少しニヤリとしてしまった。
期待の斜め上をいくこともなければ、大きく外れる事も無いホントにフツーのお話。
【Hシーン】
美緒、はるか、雪乃、桜、ありすの5人で皆4・5回程。結構ある。やっぱり終盤。
女の子たちは皆キラキラ光っているような塗りなのでとても綺麗。そこはやっぱりタイトルの面目躍如といった感じでしょうか。
みんな可愛くてハズレがなかった。
欠点は…話がつまらん、って人はホントつまらなく感じるでしょうね。泣きや鬱とは無縁。
CGがほとんどHシーンなのは残念。日常シーンでもっと欲しかった。
【パステルカラー】
画面周りの白いエフェクトや、水彩タッチの背景はタイトルを意識してるんでしょう。まさか話の内容まで淡い(薄い)感じにした…というのは考えすぎというか見当違いですねw。
今回ブランドとしてはあえて「普通」を狙ったような作品じゃないでしょうか。この作品をひとつの基準としてまた新たな作品を生み出してくれることでしょう。自力はあると思うんでこれからも頑張って欲しいメーカーのひとつです。
難しいこと考えずに遊べる作品。お約束が好きな方はどうぞ。