エロに必要性がある伝奇ミステリーの傑作。長文で壮大ネタバレまとめ
適当な長文まとめ。ネタバレばかり。既プレイ者じゃないと意味不明かも。
追加シナリオは千賀子・由利子ルートともに興味深い。特に由利子シナリオはいい。
後日談「アフェクション」はエロは薄いが楽しい。プレ「死角」は正直微妙。
追加CGはけっこう好き。枚数の豪華さを感じる。システムは不満なし。
性的に乱れたゲームだがメインヒロインは(主人公以外から)保護されてて、その点は優しい。
○ネタバレあらすじ
明治時代、巫女の家系に生まれ凶兆として殺された双子の妹がいた。
彼女の怨霊はそれまで生贄にされてきた人々の怨霊を取り込み復活しようとしたが、
そのことを察知した双子の姉は一族を焼き払うことで儀式を止めた。
ときは現代、断絶によって間違った儀式を執り行うようになった一族は再び穢れを溜めた。
明治時代の怨霊に鬼として現世復活する機会が再びめぐってきたのだ。
○最重要知識
心は魂魄で構成される。双子は魂魄の濃淡が別れやすく儀式に適する。
双子は凶兆であり、片方は隠して育てるのが正しい。殺すと穢れを引き寄せる。
魂に偏った巫女は神との会話が容易い。魄に偏った巫女は穢れを管理(集め祓う)しやすい。
魂(精神の魂)
→陽・肝・穢れを惹かない・守り神・山の意志
→水菜(姉)・明治時代、鬼(妹)復活を防ぐため倉木を焼き払い死んだ巫女(知美前世姉)
→はじまりの月待ちの儀を行った巫女(双子の姉)
魄(肉体の魂)
→陰・死・穢れを惹きやすい・鬼・山の穢れ
→鈴菜(妹)・明治時代に殺された双子の妹(知美前世)
→はじまりの月待ちの儀を行った場所に社を建てた巫女(双子の妹)
○月待ちの儀
はじまりの月待ちの儀:魂の巫女(双子の姉)が自ら望んで神の生贄になった。
双子の妹との強い結びつきから、姉の魂魄は二つに分かれた。
魄は神の胎盤(地下の石室)で凍りつき永遠性を持つようになった。
対となる魂も永遠性を持つようになり氷室から神との対話に赴いた。
姉の魂魄を通じて人の世界と神の世界が繋がってしまい、それを狙う悪人が現れた。
双子の妹は自らも巫女となり、社を立て、その場所を守るようになった。
間違った月待ちの儀:穢れを祓う儀式。祓われた穢れは地下で金になる。
真の目的は神(鬼)の復活。
主人公を殺せば地上と地下の石室が繋がり、水菜を殺せば地上と氷室(神の世界)が繋がる。
巫女への神降ろしが可能になり、地下の怨霊も復活できる。
巫女の子供として復活する予定?
真の月待ちの儀:生贄を捧げる儀式。春川・沢口・東の協力と2人の生贄が必要。
生贄(魄)は地下の石室に飛び込む。生贄(魂)は神との対話(遊び)が可能となる。
生贄が死ぬ必要があるのかどうかはよく分からない。
地下の魄、神の世界の魂と通じ合えば死ぬ必要はないのかもしれない。
○各勢力図
主人公:過去に水菜をかばって死んだ水菜の供達(パートナー)。
儀式に必要だったこともあり倉木の神が宿り助けた。(神は中立で穢れることもある)
穢れを浴びたと誤解され3度も生贄にささげられたがそのたびに水菜に助けられた。
最終的に由利子と魄(肉体の魂)が石室に生贄にささげられた。
物語当初は魂(精神の魂)しか持たない。水菜の役目(真の月待ちの儀)が終わると死ぬ運命。
山の穢れ(知美前世):明治頭に中庭で殺された双子の妹。
意に反して生贄にされた人間の怨霊と一体化。
春川を利用して肉体を得て復活しようとしたが姉が一族を焼き払ったため失敗。
都のものに封印される。だが都のものは正しい儀式を知らなかった。
都の指示で行われた間違った儀式(穢れを祓う儀式)で力を蓄える。
知美魄:由利子に取り付き数年前から倉木家を支配している。肉体を得ることが目的。
地下の魄(=山の穢れ)と一体化した主人公が鈴菜を犯すことで鈴菜の子供として肉体を得て復活することができる。
前当主を狂い殺しさせたのも主人公を呼んだのも策略。
由利子:知美魄に協力している。実は12年前に生贄にささげられて死んでいる。
協力する理由は同じように生贄にされた山の穢れへの「同情」?
由利子が鈴菜(主人公)の幸せを願い知美魄を裏切るエンドが有る。
知美(魂?):山の穢れが手に入れるはずだった肉体。
空っぽで池のそばでたたずむところを春川一平によって救われる。
一平によれば助けた理由は「一族の償い」。
心の出所は不明。知美前世の魂(元来弱い)が宿っているのかも。欠けた存在としての主人公を望むエンド有。
春川五平:倉木の金を狙う。倉木の金→中庭の池の底(=石室)で魄が結晶化したもの
水菜&山の意志:少年の頃主人公を何度も助ける。主人公を呼ぶ手伝いもした。
目的は真の月待ちの儀を行って怨霊を払い「村人の守り神としての倉木の神」を存続させること。
倉木チヨ:主人公に穢れが取り付いたと誤解。
鈴菜に女の子の跡継ぎを生ませてから主人公殺す予定だった。
(主人公呼ぶ予定なし。次の跡継ぎができるまで待っていたのは鈴菜が魄の巫女だから。)
知らず間違った儀式をして穢れを強くしていた。山の意志の加護で100年近く生きている
千賀子:古く倉木から分かれた巫女の家系。変質した倉木の儀式を調査しに来た。
真の月待ちの儀について知っている。監禁時に穢れ倉木虐殺をはじめることがある。
○トゥルーエンディング
真の月待ちの儀を行うことで山の穢れは浄化される。
主人公に宿っていた(儀式のために与えられた)倉木の神の力はなくなる。
真の月待ちの儀を果たした褒美といて主人公は生き返る。
○マメ知識
・倉木の聖地3つ
「地下祭壇」「魂の台座 氷室」「魄の台座 石室(中庭の池/地下祭壇の底)」
魂の台座がどこにあるのかは結局不明。
・供達
「水菜」の供達は「主人公(浩一)」
「鈴菜」の供達は「衣緒」
衣緒…。幼馴染というだけでもうらやましいのに供達とは。
☆ #巫女服でのH##鈴菜 ☆
☆ #着物でのH##鈴菜、水菜、由利子 ☆
☆ #裸エプロン##鈴菜 ☆
☆ #隠れ姉妹##鈴菜と水菜 ☆