妹キャラをファンタジーとして割り切り中出しもしっかりキメたい困ったお兄ちゃんにも、フィクションの兄妹を現実の分身として捉えその描写のリアリティにもこだわる訳アリお兄ちゃんにも、夜空と卯月、２つの顔を使い分ける妹キャラを通して目配せした一作
私は完全に後者なので妹と肉体関係を結ぶことに慎重になる主人公の心情は分かるし、何だったら夜空ルートで妹に中出しする主人公に抵抗すら感じるが、かといって妹を恋人として受け入れキスもするが、妹が真剣に肉体関係を迫ろうとすると、茶化すだの何だかのしてはぐらかすのは、勇気出した卯月に対しても全裸待機してるユーザーに対しても不誠実だろと思うし、卯月ルートに進もうとすると、事あるごとにそういった裏切りを伴う選択肢を選ばなければいけない構造はストレス。この点に関してはAnother viewによる卯月視点がさらにストレスを高めてしまってる。構造の問題だから、こんなことを言うのはおかしいが、主人公は卯月に早い段階から肉体関係を含めた将来の話をしておくべきだったのではとか説教めいたことを思ってしまう。大きな不満点は以上で、あとは概ね良かったと思います。以下は雑感。
・乳頭を色トレスじゃなくて黒線で輪郭つけてるためか、乳首に立体感があって、それが非常にエロスだと思います
→あと卯月（cv 実羽ゆうき）の「ちゅっ」の声がかわいいと思います
・BGMのGokigen DaysがめっちゃLeaf感ありませんか？？？（パクリとかそういう話ではない）
・冒頭に「きっと世界のどこかには僕だけが言える『合い言葉』で開く扉があって、その先には洗い立てて真っ白の恋とか愛とかそんなものがあるんだって思いたい」って文章があって、それが何となく自分が抱いてる兄妹インセストのイメージと重なるなと思った。まあそこには愛があるのかもしれないけど、扉の先につづく部屋自体は出口のない密室で、場合によっては地獄になるとも思うけど。