NTRゲームで幸せになっているんだがもう俺は駄目かもしれない
「WHITE ALBUM2になかったものがこんなところにあった」
私はNTRものを好む属性は全然なくむしろ嫌悪していました。
傑作と呼ばれる媚肉の香り、人間デブリ両方をNTRありとの前評判からスルーした位です。
そんな私が、タイトルからして直球のNTRになんで手を出したかというと「ホワイトアルバム2」というゲームのせい。
序章は最高クラスの傑作だと思ってますが、後半がいただけない(※あくまで個人の感想です。多分大部分の人にとって傑作であろうことは一切否定しません)
主人公が絶対的な安全地帯から、全く危機感を持たず葛藤するという姿に心底嫌気が刺してしまい、バランスを取ろうとしたのか、ついに全力で忌避していたNTR展開というものにふと浮気してしまったわけです。
(もちろんそれ故の苦しみがあるのはわかります。私の見方は一面的なものです。しかしあまりにもヒロインの愛情が物語にとっての適正値でコントロールされすぎでしょう? NTRはないにせよ、あの情の深さからシて、せめてスクールデイズのような殺傷沙汰すらないとか茶番にしか見えない。個人的には春希くんはリスクを一切引き受けなかったので伊藤誠以上のクズに見える。かずさノーマルエンドがせめてもの慰めだけれども、全然納得できない。雪菜を主人公としたNTRモノとしてみたほうがまだ素直に楽しめた)
多分理論的におかしいんですが、そのくらい、ホワイトアルバム2のエンディングは自分にとって気持ち悪かった。全くこれを幸せだと思えなかった。作り物だけで済まされない、冒涜的な何かを感じた。 癒されるためにエロゲやってたはずなのに、胸糞悪くて吐きそうな気分を味わった。それで、とにかくこの作品から遠いところへ行こうとした結果、なぜかここにたどり着いたというわけです。
うん、なんというかもの凄かった。
もう雪菜とかかずさとか、どうでもいい。
ゲームを終えた今、私はとても幸せな気分です。
純愛ゲームで気分悪くなり、NTRゲームで幸せを感じるとか
もう俺はエロゲーマーとして駄目かもしれない。