単体じゃ評価できないが、シナリオ以外の部分は何もかも高水準なので、とりあえずこの点数で
シナリオは完全に次がある前提で、これ単体では評価出来ない
敵の正体も主人公の能力も判明してないし、パーティも揃ってないし
1話ずつ決着あるよ、と言う話だったのでこれはちょっといかがなもんかと思う
ただし、そういう中途半端さを除けばシナリオも悪くはない
導入部分だと考えれば悪くはないと思う
フルプライスでルート固定…はるくるみたいな形式で1キャラ目。そういう目で見れば良作かな
シナリオ以外の部分は非常に良かった
背景は綺麗だし、立ち絵はポーズ数、表情ともに充分そろっている
漫符やらカットインやら素材サポートでの演出は、アクセントとして素晴らしく効果的
回想入りの演出がひと手間入れたものになってるのも格好いい
特に立ち絵で進行している通常シーンの良さを評価したい
キャラ毎の距離感を見せる配置や、後ろ向き立ち絵など、ぱれっとの良さは健在
以前は見づらいな…と感じることが多かったが、今作ではそれもなく
テンポもよく隙のない演出となっているように感じた
CGは、石化した被害者、燃える能力者など、
ロープラで制限があったろうに、ヒロイン以外での欲しいところにきっちり入れる大胆さがある
安易に九条のCG増やして、イチャラブ方面に寄せなかったのはとてもいい判断だと思う
これがなかったら、たぶん九条だけで満足…となって次は買わなかったかもしれない
話の骨子がアーティファクトの回収、でぶれていない。凄くいい
Hシーンをアニメーションにしたり、お金もかけている印象がある
ロープラでもきっちりクォリティを高さを維持していた
これで事前情報に嘘がなければな…と本当に残念に思う
これだけのクォリティがあるのだから、堂々と勝負して欲しい