三角関係を形成するのは勿論の事、そこそこ依存度の高いヒロインを用意してきたのも嬉しかった。彼女を裏切る度にどんな反応してくるのかわくわくしながら見守っていた。
学園一の美女を彼女にしているにもかかわらず、隣人のブロンド美女に心惹かれて浮気をしていしまうというのが物語の始まり。まあ緩く主人公を取り合って、最終的にハーレムになるんだろうなとばかり考えていたので、愛唯のキャラクターは正直予想外だった。
主人公の童貞を奪われたことに激しく怒り、逆レイプにも近い形で初めてを迎える。清楚系だと思っていたらまさかの肉食系女子であり、その詰め方に畏怖しつつも嬉しさが込み上げてきた。パッケージを見ると清楚系ヒロインと肉食系ヒロインがいるように見えるが違ったのである。肉食系VS肉食系の聖戦なのだ。
基本は愛唯の目を盗んでヘレンと浮気を繰り返し、愛唯にバレたら3Pへ…という形なのだが、ヘレンの好感度を上げる選択肢ばかりを選択していくと、またストーリーが変化していく。特に主人公がヘレンと同じ「奪う者」として才能を開花させていくルートがお気に入りで、ひそかに見たいなと思っていた香澄さんの凌辱シーンもしっかりあったのでつい興奮してしまった。
逆に愛唯の正規ルートはあまり面白味がなく、やはり彼女の事は裏切ってなんぼだなと心底感じた。愛唯に寄りつつ陰りのある選択肢を選んでいくと辿り着けるBADルートは、愛唯というキャラクターが辿るに相応しい結末が用意されているので結構好きだったかなと。どう転んでも凌辱されるしかない香澄先生が不憫で仕方ないが、まあえっちなのでいいだろう。
もっと淡白な作品かと思っていたが、個性的なヒロインとそれを活かすストーリーが用意されていたので少し驚いた。シーンも数自体はそんなに多くないが、好みのものがいくつかあったので満足度は高い。