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asteryukariさんのふたなり潜入捜査セイカ -肉体改造教室、強制射精授業-の長文感想

ユーザー
asteryukari
ゲーム
ふたなり潜入捜査セイカ -肉体改造教室、強制射精授業-
ブランド
Waffle
得点
73
参照数
1817

一言コメント

ただのふたなりプレイだけでは終わらない、笑いと混乱に満ち溢れた怪作に仕上げてくれた事を嬉しく思う。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

タイトルの如く捜査官である主人公が怪しげな学園に潜入していくのだが、ただの捜査官ではなくなんと「ふたなり」。しかも他者に改造されたとかではなく、生まれつきの「先天性ふたなり」だという。先天性のふたなりが数万人に一人生まれるというその狂った世界観にまず一笑いさせられてしまった。


で、案の定潜入先の敵によって主人公が様々な調教を受けていく事になるわけだが、まず衝撃的だったのはチ○ポの大きさである。大きいなんてレベルじゃないと、もはやペニスと呼ぶのすら躊躇うほどに屹立している主人公のチ○ポを見て爆笑してしまった。後のリーゼの説明によるとふたなりのチ○ポは男性のものとは別物らしいが…頬を染めた可愛らしい女の子のスカートからあんなにも巨大なものが出てくると笑いが堪え切れない。


そんな主人公の巨根に笑っていたくらいなので、リーゼが自身のものを見せてきたときは最後衝撃を受けた。まず、彼女がふたなりであった事実も驚きだし、何よりその大きさも...。身長の半分くらいあって思わずはしゃいでしまった。しかも彼女のモノものまた改造産ではなく、天然ものであるという。生徒に様々な改造を施しながら、自分の天然超巨根チ○ポを眺め悦に浸る彼女が本当にツボだ。


で、そんなリーゼの超巨根チ○ポに嫉妬しつつ、惹かれつつ主人公が堕ちていくというのが大まかなストーリーの流れである。そう、冒頭に登場したヒロイン的立ち位置の女の子「カノ」とイチャコラする話ではないのだ。


私はてっきりリーゼの手に墜ちるENDが勿論、カノと添い遂げるENDもあるものだとばかり思っていたので、これは意外だった。しかもカノもまたリーゼの手によってふたなり化させられてしまってるので…ヒロインなんて存在しない、化け物たちの楽園が出来上がっていた。最終的にカノがモブ化してしまっている点も最高に面白い。


中盤以降は物語性なんて皆無の大改造チ○ポバトルが始まるが、プレイ内容だけでなく会話もかなりぶっ飛んだものになっていくので読むのが本当に楽しい。最も好きなシーンは主人公が欲望を抑えきれなくなり、リーゼのチ○ポを求めてしまうところ。


「チン媚びが足りない」、「チ○ポにも様をつけろよ」とやたらチ○ポに厳しい彼女を見て吹き出さずにはいられなかった。行動を見ていてもわかるが、彼女のチ○ポに対する愛情は計り知れない。


印象的なプレイは…というか印象的なシーンしかないが、まずはチ○ポ穴にチ○ポを入れられるシーンだろう。「い、いま、いまチ○ポの中で射精されたら、私のチ○ポ、どうにかなるっ♡」本当にどうなってしまうのだろうと笑いつつ神妙な目つきで彼女達を凝視してしまった。このことがきっかけでリーゼが主人公の事を認めるようになる点も含めて面白い。


そして、忘れてはならないのがダブルチ○ポ化。自分のチ○ポを満たすためなら命だってかけてしまう、そんなド変態チ○ポ女だからこその発想を前に笑いと共に感心すら覚えてしまった。ここまで自分の欲望に素直になってくれるとむしろキャラクターとして好きになってしまう。


振り返ってみると本当にとんでもない作品だったが、ただふたなりの主人公がヒロインとイチャコラするだけのはなしであったら、ここまで楽しく読み続けることはできなかっただろう。また、突き抜けた変態であるリーゼの存在も本作の大きな魅力であった。誰よりもチ○ポを愛し、チ○ポの高みを目指し続けてくれたことに感謝。お前のチ○ポこそが究極の巨根チ○ポだ…。