身体自体はどのお姉さんも等しく魅力的ではあるが、中身は全然違った。本当に彼女と比べると他二人が小娘に見えてしまう...。
タイトルにもある通り、魅力的なお姉さん達に囲まれながらいちゃいちゃえっちな生活を送っていこう話で、一言で言うとまあとびっきりえっち作品だったなぁと。とにかくchoco-chip先生の絵が素敵で、作品全体が絵師さんに支えられていた。大きなお胸や肌の質感も充分に魅力的なのだが、一番のエロスポイントはやはり目の描き方にあると思う。あんな目線を向けられながら耐えようと頑張っていた主人公は本当に凄い。
攻略システムはよく見るタイプで、場所を選択しながらヒロインの好感度を上げていくというもの。会話パートの選択肢に関してはプレイ中こそあまり必要性を感じなかったが、後のENDに深く関係しているので、まああって良かったかなと。もう少し読み手を楽しませるような工夫をしてほしかった気持ちも強いが。
また、あらすじにもある通り、ヒロインは皆はじめから主人公の事が好き好きな状態なので、好感度を上げていく事でヒロインとの距離を縮めていくような作品ではない。密着している状態から始まって、色々なヒロインとえっちをして、その上で最終的に誰か一人に決めるという中々に贅沢なものとなっていた。
そして、全てのENDを見て、最終的に私が選んだヒロインは伊鞠さんだった。歯科医の院長であり、おっとりとした癒し系な見た目をしているが、主人公が絡むと話は別。絶対に癒してあげようと、担当を他人に任せたりせずにその豊満な胸を使って包み込んでくる。
魅力的なお姉さんたちが集う本作だが、その中でも特にお姉さんな彼女は他とは比べ物にならないほどに魅惑的だった。その積極的な姿勢もそうだが、何より本作の要となるえっちシーンがどれも凄まじかった。バリエーション豊富なのも嬉しいし、自分ではなく相手を気持ちよくさせようとしている点が非常に良い。
中でも自分の膣を再現したオナホールで責め立ててくるシーンは印象的。丁寧にオナホールが出来た経緯を語ってくれたり、本物はもっと気持ちいい等の誘い文句も最高だが、目線がこれまたいやらしい。他にもその大きな胸を使ったパイズリなど、素敵なシーンばかり用意されている彼女だが、個人的にはこれが一番かなと。
そして、伊鞠さんの場合はルート分岐した後のお話もちゃんと面白い。特にEND2がお気に入りで、横取りしようとしてきた小娘への対処の仕方を見てますます惚れてしまった。気絶している女生徒の横で凄く満足気な表情をしているのがたまらない。
攻略している時はわりと揺れたりしていたのだが、こうして軽く振り返ってみるとやっぱり伊鞠さんが飛び抜けていたように感じる。絵だけで言えば璃燈なんかも悪くないのだが、キャラクターがぶれていたせいか、最終的には少し苦手なくらいに落ち着いてしまった。
何はともあれ充分に堪能できたかなと。choco-chipラインはやはり素晴らしい…。
次回作も楽しみに待っています。