顔に関しては少し気になったが、妖艶さは昔と比べると増し増しになっていて、それ目的で買ったならそれなりに満足できるのではないかな。
本作ではシンフォニックナイツのヒロイン、シンフォニックリリーとシンフォニックシュガーが登場するということでどちらも結構好きな私としては密かに楽しみにしていた。まあFDのような立ち位置だし、そんなに凝った内容ではないだろうとは思っていたのだが、やっぱりもう少しプラスで何か懐かしい要素なんかを詰め込んでくれると嬉しかったかなぁと。
懐かしい要素と言えば笑ったのが、かつて戦ったことのある上魔たちを敵が召喚する場面で、再びシンフォニックナイツに出会えた事を喜ぶ上魔たちがとても面白い。彼女達は全然歓迎していないのに...。召喚する敵もその黒幕もやはりメッツァー様やファルケ、シルヴァ達と比べるとため息が出るほどしょうもなくて、その最後もあっけなかった。むしろ彼女達を分断し、陵辱の限りを尽くしていた魔力犯罪者たちの方が戦えていた。
てな感じでまあ話の部分は残念な出来であったが、この作品で目を向けるやはりシーンだろう。これは本作にのみいえることではないが、昔に比べると塗りの技術が格段に向上した。となると同時に妖艶さも増していくわけで、あの塗りで陵辱されていく彼女達は素敵だった。
特に好きだったシチュエーションが民間人を盾に、民間人にリリーを犯させる場面だ。民間人のためだったらなんだってする、自分のことは良いから...早く気持ちよくなってくださいなんて台詞を口にするリリー。あのどうしようもない状況とリリーの対応がとても淫靡だった。
この作品をプレイしていて思ったのは、やはり昔の方が顔のつくりがよかったなと。エロさはこちらの方が断然上なのだが、顔がなんだかのっぺりしていて、それが少し気になった。