ラスト二人だけの点数かも
白モチーフの怪盗が嫌いな男の子はいないもんなと思いながら遊んでいた。
あと怪盗と時間モノは相性がいい。想い人の過去の初恋相手が未来の自分ってやつ、すごく好き。
そつなくレベルの高い作品だったが、箇条書きで感想を少し。
バトルシーンに代わる、怪盗としての「仕事」のシーンに冗長さが無く、すっきりした分量で、何度も繰り返される割に胃もたれせずに読むことができた。スタイリッシュさは大事。
Hシーンほしいキャラのシーンは全員入ってた。さすがサガプラ、３Pとしての需要をわかってらっしゃる。それでもシーン数の少なさは否めないが、キャラとシチュの豊富さで多少は補っていた印象。
最終的に特定のキャラを好きになりきれなかったことが可もなく不可もない評価につながった。最初は窓からこんばんはするスチルで感動して、姉の方を好きになりかけてたのだが、あんまり好みのキャラではなかった。自分の完成にたいしてさかき傘の打率はあんまり良くないらしい。
間違いなく高水準の作品だが、作品としてこれ以上の広がりを見いだせるかというと、そういうほどの素材ではない気もする。佳作という評価がとてもふさわしいように思えた。