(GiveUp) 今までやったエロゲの中で一番主人公が不快。気が向いたら進めて点数を直します。長文は怒りを込めて。
基本的には最低一ルートクリアしないと点数はつけない主義です。
が、このゲームは共通で放棄。無理。
何人かの方も述べられている通り、主人公の性の奔放さや倫理観が酷い。
耐えかねて暫定でこの点数。
・・・100本近くシナリオが良いとされているゲームをやって最低の主人公です。
主人公の成長物語、という可能性を考えてゲームを進めても序盤で耐えかねるレベル。
少し詳しく書くと、
・離れ里の神の末裔という設定を考慮しても、なお、何の躊躇も無しに言霊を使いすぎる。しかも、山場であろうOP前後でも学ばない。変わらない。(更に言うと、行動の説明原理たる主人の過去経験-離れ里での暮らしぶりなど-の詳しい描写はゲームを進めても無いだろう。)
・何故か、ヒロインからの好感度が序盤からマックスで、それを利用してヒロインと関係を結ぶ。
・それなのに、突如、拾われたあずきさんと(こころ)への感情移入の高まりが早すぎる。何、いきなり家族って。。
・取ってつけたような男の友人。(Purpleに、主人公の良き親友、を期待するのは無駄なようです)
これらは常識がないだとか、両親がいない、とか、神の末裔だとか設定で埋められる穴ではない。
主人公にあまりにも共感ができない。
エロの需要に応えるためだとしても、なおこれは酷い。
別に、特定のヒロインのルートに入るまでに他のヒロインと関係を結ぶこと、はシナリオ重視のゲームにおいてもタブーではないと思うが、心情描写からしても全て主人公の自己都合で事が進む。
進める気がしない。
※全部やってから評価しろ、という批判は受け付けません。
主人公の第一印象があまりに悪いと、他が良くても、それだけでゲームを進めるのには致命的な欠陥です。
作品から一歩引いて、主人公に自分を投影したり憧れや共感を全く求めない、というプレーヤーではないと高評価が難しいと思われました。