良作になりきれなかった佳作・・・
設定・・・悪くは無い
シナリオ・・・悪くは無い
キャラ・・・可愛くなくは無い
なのに、コンプするまでにやたらと時間がかかりました。
何故か、文章の稚拙さゆえではない。展開のありきたりさゆえでもない。
忘れ物
「人間性」
ですよ。
各キャラの内面に奥行きが無いわけでもなく、内面の描写も割とある。
でも、魅力的な人間として描くことができなかった。それこそ、各キャラがプロット運びのための道具としか扱われてない印象。
つまり、人間性を忘れているのだ。
そこから生まれる台詞回しが、薀蓄を含んでいても空虚なものに、メッセージ性が浅くなってしまうのはやむを得ないことです。
≪メメント・モリ≫
が一番の期待外れ。
結局、A-10死とはなんだったのか・・・・
咲子先生ルートの続きで良かったのでは??