エロゲ始めたばかりの人はなるほど、続けてきた人はうむって頷けるエロゲ好きのための一本。キャラとシナリオのバランスが良く、気軽になおかつどっぷりとハマれました。そしてエロい。サブの葉子がなかなかの伏兵。
文章からエロゲって楽しいもの!ってひしひしと伝わってくるので、肩の力を抜いて気楽にプレイできました。
あくまで製作よりも販売に比率が置かれているので、専門的過ぎずにいつも予約や販売当日にイベントといった目に入るもののちょっとした裏側とかそんな話。ニヤニヤするしかないでしょうこんなの。
・ゆかり
プレイヤー視点。エロゲをそれなりにやると共感が一番得られるルート。ずっと頷いてました。主人公が素人からエロゲ堕ちはみんな笑うでしょうね。エピローグのセリフはたしかにあんま見たことないです。
・紡
ド素人。導入は世間的なエロゲってもののイメージをそのまま口にしてくるので、そんな彼女がエロゲショップ経営に関わってくる過程が真面目か!ってなりました。
・結衣
Vtuberから派生して声優業について。人気声優のつくりかたをやろう!
感情が漏れがちなので、リアクションと成長が心地よく、シナリオは一番好きなルートでした。
制服キツいて言ってるけど胸ほんとに成長してる?
・静乃
レイヤーで風紀委員…これは風紀乱しちゃうでしょ、エッッッロ
属性的に一番好きなキャラです。
・葉子(サブ)
至高のパイズリフェラ。この構図完璧じゃないですか???
ゆかり姉も新婚エンドだったけれども、ウェディングドレスは彼女だけ。
CUFFSの自社作品ネタが多めで、こういうことが出来るメーカーって実は今少ないんじゃないでしょうか。ノウハウを経歴と絡めて上手いことプレイヤーにぶつけてきました。CUFFS自身が過去にやらかした側でもあるので、客観的なシナリオの一部として扱ってくるのもなかなか面の皮が厚いな、と。そんな黒い笑いも含めつつ。VやSNSなんかも取り入れた、2020の今を描いた作品でしたね。
とにかく私はエロゲが好き、そしてそんな想いが溢れているこの作品が大好きです。