「ウハハ」と字面ではとても良い笑いに見えないのだが、ヒロインの麗ちゃんが笑うとナゼか可愛いのが不思議だw
ウハハ笑いについては声優さんのイイ仕事に他ならないのだが、作品全体に子供の頃の冒険譚を彷彿させる面白さがある。
白紙の地図に書き込んでいくというゲーム本編以外のオマケ要素などもその面白さを助長している。
子供の頃に秘密基地を造ったり、楽しく遊んだ記憶がある人は、ある種のノスタルジーを感じるのではないかと思う。
グラフィックの美しさと雰囲気の良さで冒頭から引き込まれるが、徐々に明らかになる様々な設定などは実に面白い。
個別ルートの突飛さでは、同じ題材のゲームとは思えないような展開があり、同じような展開を予想すると驚かされることに。
まあ、突飛過ぎて無理を感じない事もないのだが、そこは冒険小説のお約束と思ってもらいたいw
ヘタなラノベよりも面白く、広がりも感じるので同じ設定で新たな冒険譚などが読んでみたくなる作品。