『生き抜く』その言葉の意味を再認識してくれる作品
主人公の人生がハードモードすぎます。
まず開始直後、とくに意味もなく交通事故で両親が他界します。
そのあと、悪い人にとっつかまって蟲の卵ぶちこまれます。
蟲出産させられます。
その悪い人の隙をついてぶっ殺して逃げ出します。
なにがすごいって、
これがまだ『序章』なこと。
こっから更に過酷な運命が、複雑なフラグと共に待ち構えています。
なんか、文字にしてみるとあれですね、
とんでもない作品ですねこれ。
複雑なフラグは、
『もう些細な選択が後々の展開に大いに関わってくる』
みたいな作品の見本のようなもので、
人生を描く本作において、
『人生ってそんな選択の連続なんだなぁ』と思わず遠い目をしてしまう程の、
鬼畜難易度です。
ついでというかなんというか
エロもフラグさながらの鬼畜っぷりです。
もう『触手物のできること全部つめこんでるんじゃね？』
ってぐらい色々大変な目にあっています。
というかフラグミスったら死にまくります。
人生ってハードだね！！
そんな地獄のフラグ管理を生き抜き、
最終章まで辿り着いたあなたは
主人公の彼女と同じくらい
『生き抜いた…！』
と実感すること請け合いです。
色々苛烈な彼女の人生を追体験したい方にはぴったりな作品ですよ。