終わり方に少々不満が残ったが、ホラーとして読むならまあまあの出来。
前にプレイした銀の蛇黒の月に比べるとやはりシステムが未完成という感じがしました。まあこれは発売された順番の問題なのでしょうがないことであるし、きちんとシステムが進歩していた点は今はなき会社とはいえ評価すべき点かと思う。
しかしそれでも重大な欠点がある。それは…声が…しょぼい……。サブキャラの演技がしょぼいのはまあ仕方ないかで許容範囲だが、メインのヒロインの一人の演技がアレなのはどうかと思ったよ…。ああ、そうか。だから個別にボイスのON/OFFができたんだね…。とにかくそんくらい酷い。主人公の声も下手だし。あと声が再生されるときに頻繁に台詞の頭が切れる現象が起こったのですが、これはバグでしょうか?それともこちらの環境のせいでしょうか?
シナリオとしては終盤までいい感じでホラーだったのがよかったんですが、最後の最後でかなり強引に終わらせてしまったのが残念でした。しかもほぼ完全に解決…。こういった話は解決したと本人たちは思っているけど実はまだ……てな感じで終わるのが個人的には理想なんですが。
あと思ったのは、ああ、すん止めエロはこの会社の伝統だったのか…、てことかな? まあこのゲームと銀の蛇黒の月をプレイしてみて、この会社のほかのゲームが安く売ってたら購入しようってことは決まったかな。