選択肢が複雑で、オールクリアするのに30時間近くかかった
館モノであり、そこで行われるインモラルな雰囲気が魅力。しばしば挟まれるプレステ2のようなムービーも不気味な空気感を構成する要素として良くできていたと思う。ただ館モノといったが、大きな謎や目を惹くようなミステリー要素はあまりない。Hシーンでは、BGMがなく環境音のみというシーンが多くリアルな没入感があり、全体的に雰囲気造りに力を入れているように感じた。ネガティブな点としてはやはり選択肢が複雑であることか。分岐が膨大ではあるが、辿り着くエンディングの多くに違いはあまりなく、それがまた作業感を覚える要因になっていた。しかし総括して読後感が良くミニゲーム等もあり、全体的に完成度の高いゲームだった。
自分が回収するのにとても苦労したので追記として、、、まきちゃんの毛布をかぶったCGの4枚目は2週目の媚薬ゆうまの屋敷探索の際に、まきちゃんの寝巻を見る約束をせずに進めることで回収できる。