すごくツボだった。 オカルトでレトロな閉鎖空間で陵辱味な王様ゲームのエロはかなりの高レベル。 陵辱もドン引きする程には強烈じゃないし、NTRも多少は有るけど主に自分視点だし、割と安心感が有った。 ただし、エロとその周辺以外がかなりおざなり。 物語の導入から序盤あたりはまあある程度のレベルでは有るけど、中盤からイベントを繋ぐだけになって、分岐条件も良く判らないし、個別のルートというものが殆ど成立してないので繰り返しプレイがかなりダルい。 キャラも素材は良さそうなのに全然生きてない。 長文はどーでも良いけど気になった事。
戦時中にも使われてた旧校舎(多分木造)をそのまま使ってる高校(と仮定しておく)って、現代であり得るのか?
その上図書室の蔵書や貸し出しカードまで当時のが残ってるって・・・まあ、これはオカルテッィクな影響かも知れないけど、あちこちの落書きやらイーゼルやら残ってるのもかなり難しいんじゃなかろうか。
で、ふと思ったのがこの物語の時代は現在じゃなくてまだ昭和の時代なんじゃないか?と。キャラも全体的に野暮ったいし、現代的なアイテム(携帯とか)は出てこないし。
と思ってたら(ネタバレ)主人公が戦時中の学生の孫の世代だった。孫が祖父と同じ年代になるまでにかかる時間はおよそ50年くらいとすると、やっぱり現在の話なのか。
あと、これを言い出すと物語の前提が崩れてしまうんだけど、そもそも戦時中の描写がおかし過ぎると思う。戦前に共学の高等教育の学校は存在しないので、あのような学校生活は全く有り得ないと思うのだが・・・