良作だと思います。
自分の場合は購入前の期待が高すぎて思った程ではなかったのですが、普通に良作だと思います。
シナリオはやはりというかなんというか個別が短かった印象です。
今回のメインヒロインはEDが2つあるキャラが多かったのでなおさら一つ一つのストーリーが短く、駆け足に感じられました。
逆に言えばルート数は十分だったと思います。
サブヒロインのルートまであったのはとても良かったです。
CG、BGMは大変素晴らしかったです。CGは細かいところまでとても綺麗に描かれていました。べっかんさんはさすがです。BGMもよくこの世界観にあっていました。
システムもよかったです。今回はSLをたくさんしなければならなかったので「次の未読までスキップ」があるともっとありがたかったです。それさえあれば完璧だったんじゃないでしょうか。
最後にこれからの購入を考えている人へですが、前作(穢翼)のようなシナリオは期待しない方がいいです。
この作品は明るい学園生活がテーマなので極力シリアス要素が省かれています。
なので前作のようなシリアス要素を期待して買ってしまうと、主人公やヒロインの過去を知っても「え、その程度?」となってしまうと思います。
あくまで明るい学園生活の雰囲気を楽しむ目的で買ったほうがいいと思います。
またジャンルもよく確認しましょう。
「寄り道だらけの」とあります。これは言い換えれば共通が長いということです。
図書部のあの雰囲気がすきなら買って損はないと思います。