テーマは「戦争」と「嘘」です
角砂糖作品ではあるが、単なるキャラゲーではなく、シナリオにテーマが込められている。
最初のほうは、普通のキャラゲー的な進行で物語が進むが、途中でその日常が崩れる。
その最初の展開が、物語にプレイヤーを引き込むテクとしてとてもよくできている。
プレゼンテーションなどに例えるならば、いわゆる「フック」の部分がとても工夫されている。
プレイしていて続きがどんどん気になるゲーム。
戦争のある世界ならではのテーマが当然作品中で重要なカギとなる。
そして、主人公がつく「嘘」が物語の中でどういった意味を示すか、プレイ後に考えさせられる。
平和な時代である今、こういうゲームをプレイすることはとても意味のあることだと思う。
また、主題歌やBGMがとてもよいのも特徴の一つ。