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Predawnvagabondさんの父に恋した淫乱娘「彩子」 ~お父さんは誰にも渡さない~の長文感想

ユーザー
Predawnvagabond
ゲーム
父に恋した淫乱娘「彩子」 ~お父さんは誰にも渡さない~
ブランド
ぱちぱちそふと黒
得点
73
参照数
2147

一言コメント

ヒロインと主人公の間に親子らしさが少ないけども、彩子のキャラクターは凄い良かった。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

タイトルの通り、主人公である父親と、その娘の近親相姦ものだが、本作のヒロインである彩子には娘らしさがやや少なかった。
主人公は基本的に常識的人間であり、ヒロインを娘として愛しているし、娘との関係は拒もうとするので、近親相姦的な背徳感が全く無いとは言わないが、彩子は父親を異性として意識し出した時から、反抗期的な態度になっているので、父親に甘えたり、食事の席での親子らしい会話も無かったりするので、ヒロインとの関係が禁断のものなら、別に教師と生徒とかでもあんまり変わらなかった気がする。
また、Hシーン後の会話が全くと言っていいほど無いままに、次の場面に写ったりするのも残念だった。
ロープライスだから余裕が無いのは分かるけども、もう少しHシーン前後で会話があれば、親子らしさも出たんじゃないかと思う。

反面、娘らしくないとは言え、ヒロインのキャラクター性は素晴らしく、淫魔のように主人公を禁断の世界に引き込んでいく部分がすごく良かった。
主人公が寝てる間に、縛って抵抗できないようにして逆レイプを敢行したり、声を出したらバレる場所で襲い掛かかり、拒否すれば叫ぶと脅したりと、主人公の抵抗を巧みにいなしつつ、徐々に快楽の世界に引きずり込んでいくのはゾクゾクした。
ヒロインのヴィジュアルも、ややツリ目のロングヘアーという、気の強さと、その妖しさに相応しい見た目となっていた。
Hシーンはそのために、マンションの通路や、本屋、あるいは遊びに来た同僚が飲酒して寝ている横でなど、声を出せない場所、状況でというのが多い。
また、主人公とヒロインの関係上、拒む主人公に襲い掛かるというシチュエーションが多いため、ヒロインが主導権を握ったHシーンが前半は多いが、主人公はSの気が強いようで、後半になって箍が緩んでくると、娘が電話している所を襲い掛かるなど、俄然攻めに転じることもあるため、似たようなシーンばっかりで飽きるということが無いのも良かった。

グラフィックの枚数は全部で15枚と、値段に対しては悪くないボリュームとなっているが、立ち絵の服装等含め、差分は非常に少なかった。
また、ロープライスの割りにワイドモニター対応の比率なのも嬉しかった。
CGの出来は基本的に悪くないが、ツリ目気味の立ち絵なのに、CGによっては不自然にタレ目気味になっていて違和感を抱くものが数枚あった。

CG回想はついているが、シーン回想はついていないため、シーン数のカウントは難しいが、CGは全てHシーン用となっている。
Hシーンの1回毎の尺は短めとなっているので、全体的なボリュームは値段相応とはいえ、短く感じられたので、もう少し価格が上がっても良いので、日常会話を含めて、ボリュームを増やして欲しかった。

システムに関してはロープライスの割りに充実しており、快適にプレイできた。
ただ、バックログがシーンが変わる毎にリセットされ、ログを読もうとしたら、読めないということも何度かあった。
とはいえ、そこまでバックログが必要になるようなストーリーではないので、大きな問題ではなかった。