魅力的なヒロインに素晴らしいシナリオ、でもクリアできなかったら意味がないよ。
夏休みの期間、街中をウロウロしてヒロインと会話し、シナリオを進めていくという
同級生のシステムをまんまパクったゲーム。
しかし、影崎先生の描く魅力的なヒロイン、練られたシナリオは同級生シリーズを遥かに凌駕する。
ただし、ゲーム自体は最凶の難しさを誇り、初回プレイはおろかどこでどの時間に人がでるのを
ノートに書き記していかないとクリアできない難易度。(キャラによってはそれでもクリアできない場合も)
しかも夏休み中盤に入ると人がでてくることがぴったり途絶え、街に自分ひとりだけ取り残されたような
孤独感が味わえるゲーム。孤独感と喪失感で涙が出そうになったところで夏休みが終わり、
学校に登校して人と会えることを感動するゲーム。そしてそのままゲームオーバーへ。