絵は大幅に良くなってるけど、シエル先輩の√は冗長で辛かった。新キャラも一部は受け入れづらい。
月姫で履修済みなのは漫画版のみで、
リメイク前の内容はほぼ知らないんだけど、
リメイク版で受け入れづらかったのはことごとく新要素だったと感じる。
特に阿良句博士がきつかった。キャラが痛々しすぎて正視に絶えない。
今後残りの秋葉ルート等も来るんだろうけど、
阿良句博士が出てくるからという理由でたぶん自分はやらない。
各ルートについて
・アルクェイド
だいたい漫画で履修済みではあるけど
このルートは楽しめた。絵綺麗だし。
・シエルノーマル
志貴がロアに乗っ取られそうになりシエル先輩と戦うことになるところまでは面白かった。
その後がイマイチ。
このタイミングでロア放ったらかしにして死徒化したノエル先生なんか出てきても困る。
ものすごい脱線してるだけにしか見えなかった。
・シエルエクストラ
ノーマルエンドから休まず進めると、アルクェイドとの3連戦になってしまうのがまず辛い。
スキップ機能も弱いので、この分岐のために一度8日目に戻って14日目まで次のシーンへを連打することになったのも面倒だった。
終盤は志貴だけではどうにもならないためかロアがナビゲーションを始めてしまって、
こうなるともはや何の話だかわからない。
結果としてシエルルートは、途中まで吸血鬼に意思を乗っ取られる恐怖を描いてたのに
アルクェイドと戦い続けるうちに吸血鬼がお助けキャラになって解決するという変な話になってしまった。
どこからどこまでがリメイクで足されたのかよくわからないけど
追加要素のせいで歪んだ話になってるように感じた。
・その他
阿良句博士はキャラもきっついんだけど
シエル√の半ばで蛮行をやらかしながら放置なのも納得がいかない。
ノエル先生の死徒化に誰も疑問持たないのはなんでなんだろう。
型月設定はよくわからないけど、死徒って悪堕ちしたら自然になるもんなんだろうか。
それとも死んだヴローヴのせいで済ませてるんだろうか。
たぶん阿良句博士がほったらかしなのは秋葉か他の√の前フリという位置づけだからなんだろうけど
そのせいでシエルルートは単体では半端なものになってしまったと思う。
整理すると、各シナリオの自分の評価はこうなる
共通~アルクェイド
○ 下記以外
× 阿良句博士が出てくるところ全部
シエルノーマル
○ ロア化した志貴とシエルが戦うところまで
× 死徒ノエルの乱入
○ vsアルクェイド~エピローグ
シエルエクストラ
△ 8日目まで戻ってやり直し
○ シエルvsアルクェイド
× 光体化したアルクェイドをカーナビになったロアの力で倒す
△ エピローグ
△はちょっとどうかな~と思う程度。
×はない方が良かった。
実際どうかはわからないけど、×や△つけてるのはほとんど新要素じゃないかと感じてる。
これなら新要素なしで絵だけリメイクしたものをやりたかった。
リメイク前のシエルルートがどんなもんかは想像つかないけど。