序盤は引き込まれるものはあったんだけど、途中から説明がふわっとし過ぎで、なんでそこからそこに話がつながるのか追いきれなくなった。ところどころで差しこまれる終末創作ネタは好き。
キャラは良いです。
特に烏森さんが好き。
登場早々主人公そっちのけで女(?)のケツ穴をいじったうえ暴行し
終盤でも主人公をにらみつけてこんな男のためにと吐き捨てるとか
全くヒロインに見えないとこが良い。
しかし話がよくわからない。
のんきなプレッパーズ部の活動に中二病丸出しのミサキパートを断片的に挟むという
序盤の引き込み方は上手く、そこから八乙女さんのターンぐらいまではなんとか追えてたけど、
その後はどんどんわからなくなってくる。
細けえこたあいいんだよの細かさにも限度があるわけで、
多少はスッキリさせてほしかった。
Hシーンは状況に流されてしまったものが多く、
好意をもって事に及んでるのは辻花ぐらいで、回数も少ない。
そして最後は全部なかったことになってしまう。
ヒロイン攻略という観点だと全く評価できません。
なので話としては物足りなかったんだけど、まるっと否定する気にならないのは
キャンプの蘊蓄とか終末に関連した創作のネタとか
ところどころ挟まる小ネタは面白かったからですね。
ギャルゲーとしては物足りないし
読み物としては不完全燃焼だけど
全く楽しめなかったわけでもないという、
評価に困る作品でした。
以下、思うところいくつか。
・絵
イチリ絵は良い。
・BGM
全体的にしょぼかったと思う。
話がわけわからんくてもBGMが素敵だとなんか楽しめた気分になれたりすることもあるけど、
そういう力のある曲は一つもなかった。
・嶽山
部室提供する以外役目のないゲイ。
こいつも竜生九子に組み込んであげればよかったのに。
・乳首
乳首でたとえるとこはなんだったんだろう。ギャグなのか。
世界への違和感を一番感じたシーンだったのでなんかの伏線かと思ってしまった。