スペアの話は物足りなかったけど主人公が恵璃の家族に受け入れられて存在理由を得てく部分は好き
プレイ前はパッケージヒロインの恵璃のほうがスペアだと思ってた。妹のほうか。そっちか。
「生命のスペア」というタイトルからは
人を生かすために消費される命は許されるかみたいな話かと思ったけど
その辺は璃亜ちゃんの思い込みやっべえなあ以上のものではなかった。
そもそも璃亜を恵璃のスペアにすることを望んでるのが璃亜本人しかいないし。
まさか「私がスペアにならないと生まれてきた意味が失われるんです!」
と思い込んでる妹を説得するだけの話になるとは。
倫理を犯してでも恵璃を救おうとする人が1人しかいないってのは
テーマと中身が噛み合ってなかったように思う。
どっちかというと、家族がバラバラになってしまった主人公が
恵璃の家族に受け入れられて救われる人情物みたいな部分のほうが好き。
なので、終盤に家族と別生活になっちゃったのは求めてたものとズレてた。
家族といてほしかった。
エロゲ的には2人で過ごすことになってからが本番だけどね。