リドジョを機に再プレイしたら案外いけるやんと評価が変わった。美羽→梓→莉音→エリナとキャラ紹介順に進めるほうがいい。
◆前やったときの感想(要約)
キャラかわいいけど世界観はゆずソには合わないのではないか
◆再プレイでの感想
前にやったときは美羽から順番にやろうとしたのに気づいたらエリナルートに入っていた。
今にして考えるとこれが間違いだったように思う。
吸血鬼とライカンスロープの話がメインなのに、
さらにイレギュラーなエリナルートからいきなり入ってしまうと世界観を受け入れづらくなってしまう気がする。
OHPでのキャラ紹介順にやると、
美羽ルートでまず主人公の設定が描かれ、
梓・莉音ルートでその設定をふまえた敵キャラがあらわれ、
エリナルートで海上都市とお別れするという流れになって収まりがいい。
リドジョと比べると、
キャラゲー的なキャラの立て方はリドジョのほうが上手くなってるけど、
サブキャラの充実度合いはドラクリのほうが上なので、
楽しむポイントによってはドラクリオットのほうが面白いんではないかと思う。
各ルートについて。
・美羽
目力すげえなあという印象はドラクリから4作経た今でも変わらない。
むりりんキャラで目力トーナメントしたら優勝候補は美羽かカコタマの犬神になると思う。
全ルートでいい女ポジをキープしてて個別もやはり良い。キャラデザだけで勝てる。
シナリオについては、後半はやはり再プレイした今でもそんな印象変わらず、
やっぱり政府とか出てくるとB級くさくなる。この辺はリドジョの七海√とそんな変わらない。
ただ段取りがイマイチでも、主人公のかっこいい見せ場がある分だけこっちのほうが良いとは思う。
・梓
一番惜しかったルート。
吸血鬼、狩人、ライカンスロープ、アンナさんなど、いろんな登場人物の思惑が錯綜して
途中まではすごく面白い。
ただ登場人物出し過ぎの弊害で、上手い収拾がつけられなかったと思う。
特に肝心のアンナさんの目的が、わかるようで結局よくわからない。
梓ついては、キャラデザは印象には残らない。なんか普通。
美羽は目力+コスでブーストかけてるのに、梓は凡ロリで巫女とあまり目を引く要素がない。
強いて言えばあの変な眼鏡をもっとかけてほしかった。眼鏡かけることで初めて完成するキャラだったんではないか。
・莉音
二番目に惜しかったルート。
キャラとしては、陰陽局と関係ない立ち位置で寮でもほとんどしゃべらないため序盤は出番が少なく、
キャラデザもよくいる巨乳キャラなのでどうしても印象が薄い
ルート入ってからの恋愛描写も共通でほとんど描写がないこともあって他のルートと比べると弱く、ちょっと意識しただけでくっついてしまう。
上の方で「リドジョと比べたらキャラゲーとしては弱い」みたいなこと書いたのは
ほとんど莉音の差の分で、正直ルート前半はつまらなかった。
ただルート後半は全体を通じて一番シャレにならない事態に突入する。
そしてその事態は、莉音がいなければ解決し得なかった方法で解決される。
吸血鬼だのライカンスロープだのの設定を積み上げたのは
全てこのルートで収拾を図るためだったのかと思えて、全体のまとめのルートとしてはすごく良い。
バーで働いてる設定や純真無垢なキャラはあまり有効活用されてなかったし、
もうちょっと莉音のキャラを上手く作れてれば印象に残るルートになってたと思う。
・エリナ
ライカンスロープとほとんど関係ないルートなのでどのタイミングでやってもいいんだけど、
最後は海上都市にお別れすることになるため、
海上都市への思い入れ度合いによって印象違うので、やはり最後にまわしたほうがいいと思う。
キャラはゆずソヒロインの中でも圧倒的に立っていて、
「ゆずソフトらしいヒロインといえば誰か」と聞かれたら今でもNo.1はエリナになる。
単に好きなキャラはと聞かれたら答えは違うけど。
キャラが良くて話も綺麗にまとまってるので
一番失点が少ないという意味ではこのルートが一番良い。
・二コラ
男装から女になっただけでキャラやおっぱいの大きさ変わりすぎだろといったツッコミ不可避なんだけど
おっぱいで全てねじ伏せられるルート。
いろいろ感想書いたけど、結局最終的には二コラ押しになる。最強だと思う。
下着のCGが金髪に見えないのが惜しい。
暗がりだからくすんで見えるという色合いじゃなく、ただの茶髪になってしまってる。
電気つけてほしかった。