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November13さんのENDER LILIES: Quietus of the Knightsの長文感想

ユーザー
November13
ゲーム
ENDER LILIES: Quietus of the Knights
ブランド
Binary Haze Interactive
得点
100
参照数
47

一言コメント

戦いの記憶+α

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

折角誰かが登録したので、記録として残しておこう。

初見フルコンプ1周目Cエンドクリアは、36時間38分。
NG+クリアまで、54時間21分。
※攻略情報は、納骨堂前の右マップのアイテムの取り方だけわからなかったので其処だけ調べた。
かなりのボリュームがあり、Cエンドまでの平均クリア時間は20~40時間程度。
(流石に1周14時間はエアプかと思います)
ちなみにNG+はNew game+の略で、1周目でCエンドを見ないと解放されず
最初からプレイすることはできません。(Aエンドではダメです)

評価としては、BGMからゲーム性、物語性、全てが一級品の殿堂入りの神ゲー。
サウンドトラックが欲しくなる。
ファストトラベルが充実しており、デスペナルティも無いため、
ほかのメトロイドヴァニアと比較して、圧倒的にストレスなく探索できる。
ただしボス戦は基本的にゴリ押しができない。
アイテムの取り残しがあるマップとないマップで色が異なるのが、とても親切で素晴らしい。
ちなみにタイトルは『エンダーリリーズ(リリィズ)』が正解。
エンダーリリィと間違えて呼ぶ人は、まだ最後までプレイできていないか、
脚本を根本的に理解できていない。
私はswitch版をNG+までクリアした。
操作性が極めて良いことからリリィの全ての死因は、
プレイヤーの腕と初見殺し、位置取り失敗のどれかに該当する。
1周目でも難易度はやや高めだが、ゲーマーの本番はボスが超強化される2週目(NG+)となる。
(※1周目クリアのみのプレイヤーと、NG+をクリアしたプレイヤーでは大きく技量が異なる)
黒騎士を除けば、MVPスキルは西の商人。
普段使いやボスの削りに重宝した。
時点でイレイェンと菌の魔術師が使いやすかった。
死にスキルは特になかった。
もし首なし騎士を使いこなしていたら、貴方は相当ゲームが巧いと思います。
(タイミングが独特)

※ボスの強さはプレイヤーの他のゲーム体験によって感じ方が違うと思います。
◇守り人シーグリッド
チュートリアル的な最初のボス。
特筆すべき点はない。
アクションが苦手な人は、ここで動作の基本をしっかり鍛えてもらおう。
●NG+徹底解説(備忘録的)
第1形態は何でも倒せるが、守り人の長、シーグリッド、花の魔女の設置系だと楽ができる。
第2形態も設置だけで倒せるが、ボスの前進だけは通り抜けじゃないと被弾するので注意。
奥義はファーデンでも良いが、倒すだけなら至近距離のイレイェンの方が楽。

◇老戦士ゲルロッド
初見は死ぬかもしれないが、行動パターンが単調なのですぐ慣れる。
これも特筆すべき点はない。
プレイヤーの技量上達の場として鍛えてもらおう。
NG+では超至近距離の真空刃2連撃にはシールドが間に合わないので、
最初から距離を取るか初撃を回避からのシールドに切り替えよう。
討伐後のゲルロッドの武器は振りが遅いがスタン値が高く、ボス戦で真価を発揮する。
特にラスボス戦では大活躍した。
●NG+徹底解説(備忘録的)
ゲルロッドのジャンプに合わせて、シーグリッド戦で用いた設置三種を用いると
リリィの回避アクション中でもゴリゴリ削れる。
自分の動かすリリィを見るのではなく、ゲルロッドの動きに集中することで
被弾を減らす動きを心がける。
距離感を間違えるとあっという間に追い込まれるので集中が必要。
久しぶりに戦ったけど、結構事故りました。

◇黒の魔女イレイェン
化物。
3~5デスぐらいであっさりと倒してしまう凄い方もいるかもしれないが、
他のゲームで敵に背を向けて回避する癖がついている私には最悪の相性の敵だった(笑)
→正面回避じゃないと基本的に散弾で即死する
NG+になると壁(竜巻)攻撃を初回から使ってくるので、位置取り調整が更に困難になる。
ありえないほど死んだので、個人的には本作最強の敵。
変な癖のない一般ゲーマーにとっては大したことのないボスなのかもしれない。
討伐後の武器も最強クラス。
強すぎて少々下方修正が入ったとか。
●NG+徹底解説(備忘録的)
マグノリアのリュサイ(フル強化)なんか比較にならない程つえーぞ、コイツ!!w
数々の作品の難敵(泉の魔女とか3神とか)をブチ殺してきたけど、やっぱり強くね?
おかしいってw
再戦&検証で、マグノリア(2週目ハード)のトータル死亡回数超えたんだけどw
そしてイサドラより強いんだけどwww
連戦クリア勢はコレにファーデン奥義ぶち当てるんだから、やっぱり化け物だわw
安定チャートはないです。
苦手です、この女。
第1フェーズの竜巻攻撃で、狭い側に挟まれるとアウト。
回避で広い側に回りながら、同時に花の魔女+守りの長で削るのがアジャストした感じ。
イレィレンは竜巻攻撃時にしか隙がないので、ジリ貧になりがち。
第2フェーズは暗部の執行人と堕ちた弓使いで戦った。
弓使いは最上段に当たるので便利だった。
第1フェーズの組み合わせの使用回数に余裕があれば同じ組み合わせでも可。

◇守り人シルヴァ
何度か死ねば、行動パターンが単調なのですぐ慣れる。
後半は回復に固執しないで、落ち着いて戦うのがコツかも。
NG+になると攻撃力がパないので、回避orシールドはしっかり行う必要がある。
ユリウスのような読みずらい初動がない分、慣れると最もパーフェクトが安定しやすい。
人間形態では毒ガス設置やカラス大先生を利用することで、回避に集中でき事故率が下がる。
ため前進はシールドで防ぐより前進回避で通り抜けた方が立ち回りが楽になる。
背後ががら空きになるのでガスでもイレイェンでも当て放題になる。
ヘニールは背後からでは射程が短いが、正面の大降り中は連射できるので強い。
形態変化後はイレイェンの必殺をボスの中心で叩きつければ凄いダメージを叩き出す。
が、狙いすぎると一撃死するので端からイレイェンとカラスで殴るのが安全かも。
NG+ではシーグリッドと並び最弱候補のボス。
シルヴァの武器はジャンプの重増しができるのが好き。
●NG+徹底解説(備忘録的)
上述の通り。
攻撃を欲張らなければ問題ない。
第二形態時、遠距離武器が無い場合、距離感と一撃技に気をつけること。
イレイェンが無くてもヘニールがあればなんとかなる。
格付けはゲルロッドより下。

◇狂い騎士ウルヴ
強ボス。
とにかく動きが早く初見ではマジかよ……という感じだったが、
何度も挑戦してパターンを覚えながら戦えばいつかは倒せる。
再プレイしてわかったことだが、やっぱり毒ガス×2が強い(笑)
序盤、回避しているだけで3分の1近くも体力を奪っていくのは優秀すぎるだろう。
煙でウルヴが見えずらい?慣れだ慣れ。全然問題ない。
ユリウスと違って遠距離でしっかりダメージが入るので、他にも色々突破方法がありそう。
バッテンはモーションが大きく読みやすいが、間違って被弾すると8割体力が消し飛ぶので
しっかり回避が必要。
イレイェンは私に変な癖がついているから大苦戦(ウルヴの3倍は死んでる……)しただけで、
一般的にはこっちの方が強いと感じると思う。
●NG+徹底解説(備忘録的)
再戦の結果、とにかくヘニールが強い。
上述の毒ガス戦法でもいいが、ダウン値の高い守り人の長、シーグリッドの方が早い。
設置でも何でも刺さるので、第2フェーズ以降のバッテン攻撃だけシールドで防げれば
そんなに強いボスではなかった。
ボスの中ではファーデン奥義が当てやすい。
ユリウスの方が強い。

◇深淵の番人ヘニール
switch版では最弱のボス。
1周目ではシーグリットより弱かった。(唯一初見狩りができた)
ぶっちゃけ回避を意識しながらイレイェンを中空でぶっ放していれば楽に倒せる。(雑魚も巻き込める)
ここで苦しむ人は、私が苦労したボスを逆にあっさり倒しているかもしれない。
それぐらい人によってボスとの相性は異なる。
NG+では戦い方は同じだが、最初からイレイェンを使うと残弾が足りないので工夫が必要。
菌の魔術師や腐竜の孤児で強化前まで削ってから、イレイェン+西の商人で戦うと楽ができる。
ボスの射程より、雑魚との位置取りの調整の方が面倒だったりする。
NG+ではシーグリッド、ゲルロッド、シルヴァの方が明らかに弱いので最弱ではない。
ちなみにsteam版では、強すぎて2回も弱体化が入ったらしい。
ちょっと強すぎる状態のヘニールと戦ってみたい。
彼のストーリーは、バックボーンも含めてめっちゃ恰好良い。
ヘニールの武器は強化段階が進むと威力が上がり、とても使いやすくて強い。
●NG+徹底解説(備忘録的)
上述の通り。
視点をボス側よりリリィに集中させた方が簡単だった。
……が、彼の真価は「連戦の記憶」で発揮されることを知ってしまったw
イレイェンを装備していない状態で彼と対峙するのはキツイわw
ヘニールにヘニール使ったら武器残数枯渇するんだけどwww
お前相手に回復2本持っていかれたらユリウス倒せねぇよwww
ちょっと研究します。
連戦仕様(イレイェン無し)→ヘニールは武器ヘニールの奥義を確実に当てることが大事っぽい。
ファーデン奥義は雑魚に吸われて安定しないや。
倒すこと自体は容易なんだけど、どうしても1本祈りを吸われる
+武器消費が大きいから練習が必要そう

◇騎士長ユリウス
強ボス。
再プレイでウルヴより強いことを確認。
挑戦回数が増えるたびに、自身の技量上達の喜びに浸れる。
決してマゾ向けではない(笑)
HPが減ると、初見殺しのジェノサイドブレイバーみたいなのをぶっ放してくるのが面白かった。
NG+初撃が早い+見た目以上に伸びてくるので、シールドのタイミングがちょっと難しい。
通り抜け回避の方が安全。ユリウス本体に触れても当たり判定があるので注意。
慣れてくると毒ガスを巻きながら回避往復するだけでモリモリ体力を減らせる。
ヘニールを使えばユリウスのガード中にも毒ガスが入る。
ガード以外は普通にダメージが入るのでかなり相性がいい。
煙でユリウスが見えずらい?慣れだ慣れ。全然問題ない。
これだけで回復を使わずに半分以上は削れるので、あとは根性で頑張れ。
ちなみにHPが半分を切ると、遠距離ではジェノサイドブレイバーの裏に回り込む時間が無く死ぬので、
中間距離を保った戦い方になる。(パリィ巧い人は正面から防ぐらしい。私には無理)
●NG+徹底解説(備忘録的)
自分の動かすリリィを見るのではなく、ユリウスの動きに集中することで
被弾を減らす動きを心がける。
とにかく初撃が早いので、シルヴァの攻撃回避と同じ感覚だと穴が開く。
形態変化後の動きが安定しないので、もうちょっと学ばせてくれい!

◇ミーリエル
強いのか弱いのかよくわからないボス。あんまり強くない印象。
1周目はあっさり、NG+は数回死んで気が付くと倒していた。
改めて戦いの記憶で戦うと、たまに強かったり普通に倒せたりする。
地面からのとげとげはジャンプかシールドの2択になるが、私はシールド派。
体が大きく左側固定の為、菌の魔術師や腐竜の孤児で削るのが楽だった。
というか、割と何でもダメージを与えられる。
武器ファーデンはちょっと威力がチート気味。


◇穢れの王
やや強ボス。
C√初見で倒せた人は凄い。
当時何故苦戦したのかを思い出したが、アイテムの空中ダッシュキャッチを強いられるゲームの影響で、
魚の攻撃を自ら受けに行く悲しき習性が身についていたからだった。
正の走光性かな(笑)
攻略は頻繁に出てくる雑魚の魚の処理を、必殺で本体ごと巻き込むのが楽。
ゲルロッドが大活躍した。
菌の魔術師や腐竜の孤児が良く効く。2戦目まで温存しておくと楽ができる。
花の魔女も相性が良いが、使用回数が少ないのでどこで消費するか悩みどころではある。
NG+再戦で強さを確認したが、普通にウルヴより強いんだがw
私が苦手なだけか、ウルヴの動きに慣れすぎただけなのか。

ちなみに連戦の記憶(NG+)をクリアできる方は、全員化け物です(笑)
本作に多大なる愛情と理解を抱きながら、相当の時間を費したことでしょう。
恐らく、全プレイヤーの1%も居ないと思います。
マグノリアのリュサイ(2倍)程度に苦戦する腕前では、クリア自体が非常に難しいでしょう。
私にはまだ無理ですが、いつか根性で突破したいところです。
補足として、NG+を開始していないセーブデータから「連戦の記憶」を始めると、
ボスの強さが1周目準拠になり、被ダメも行動もかなり弱いです。
軽い腕試しには丁度良いかもしれません。
NG+か否かは、ゲルロッドの真空刃が2枚刃になっているか、
イレイェンが開幕から竜巻攻撃を使ってくるかで目視判断できます。
そもそもシーグリッドが機敏なので、そこで直ぐに違いがわかるかも。

◇NG+連戦の記憶
とうとう私もファーデン奥義を解禁しました……が、
まさかのヘニールで詰まりましたw
武器イレイェンを装備していなかったからねw
祈りは二つ奪われるわ、武器ヘニールは在庫足りなくなるわ
何とか倒したけどこの状態でユリウスを倒せるわけねー(=死亡)
難しさの要因を検証した結果、
武器の使用回数が全快にならないことより、所持武器が6つに制限されてしまうことの方が
私には問題だったようです。
以下、武器考察(此処から6個選ぶんだヨ!!無理ダヨ!!)
・守りの人の長:無いとイレイェンが無理、誰にでも強い
・花の魔女:無いとイレイェンが無理、穢れの王に有効
・深淵の番人ヘニール:ウルヴ安定に欲しい、シルヴァ、ユリウス戦で大活躍、対ヘニールで使うと枯渇する
・黒の魔女イレイェン:無いとヘニールで他の武器と祈りの消耗がヤバいw
・老騎士ゲルロッド:穢れの王の魚退治に欲しいw、代用はフェリンでも可、多分いないと積む
・異端者ファーデン:奥義がとにかく強いけど、一部の敵に当てづらい
・守り人シーグリッド:設置に便利だけどいなくても良い
・堕ちた弓使い:あると苦手すぎるイレイェン戦が安定する
・暗部の執行人:あるとイレイェン含め色々便利
・西の商人:助けてくれカロン!!
・城下の娘:助けてくれポリン!!
・菌の魔術師:相棒だが、連戦では厳しい
・腐竜の孤児:相棒だが、連戦では厳しい
●一番うまくいったときの回(セット1:守り長、ファーデン、花 セット2:ヘニール、暗部、ゲル爺)
シーグリッド→パーフェクト、武器ほぼ全回復
ゲルロッド→被弾したけど、撃破後全快
イレイェン→祈り使いました!!ええ!!使いましたとも!!(1回で済んで良かった)
シルヴァ→落ち着いてパーフェクト
ウルヴ→パーフェクトか!!と思った矢先カイザーウェイブ直撃、何とか撃破
ヘニール→お前ふざけんなよw 祈り全消費からの武器ヘニール在庫切れ
ユリウス→背水の陣で挑むも、ラストフェイズのジェノサイドブレイバーで消し炭になりましたw
……
く、くそう……ミーリエルならパーフェクトもあったのに……。
穢れの王はわからんけど(多分練習しないと無理w)。
魔女なしのヘニール練習します。




『ENDER MAGNOLIA: BLOOM IN THE MIST』ほぼ最速クリア記念
●『エンダーリリーズ』のストーリー考察・情報整理

暁の白巫女=ニンフェリアの章
 古き民の生き残り:黒衣の騎士フェリン、古き民の白巫女(幼子)
 →本編の舞台は「果ての国」だが、元は古き民が支配していた地域。
  この2人は戦争でこの地に取り残された。
  戦時中、フェリンは古き民の上位巫女(エルドレット)と不死契約を結んでいる。
  エルドレットの死亡と共に、幼子に不死契約が継承される。
  フェリンが深淵に封印される。
果ての国の初代国王が古き民の白巫女(幼子)を保護する。(フェリンから強奪?)
(この時点では唯の幼子を保護したと思っていた)
生き残った古き民が穢者となり押し寄せる。
保護した幼子の力で、穢者が浄化される(=以降、幼子は暁の白巫女と呼ばれるようになる)
暁の巫女が身ごもり、次代の白巫女が生まれる。(旦那は誰だろう?王様?ロリコン?)

 確認1:フェリンの不死性と果ての国の不死の戦士は別物
     前者は果ての国との戦争の為に古き民の上位巫女と契約したもの
     後者は果ての国に現れた穢者と戦うために、ファーデンの不死の霊薬を利用したもの
     用途も時間軸(前者は暁の巫女の前、後者は泉の白巫女世代)も大きく異なる。
 確認2:フェリンは暁の巫女のパパだとすると、本作主人公のリリィは玄孫……?

風の白巫女の章
暁の巫女が死亡(詳細不明)した為、白巫女が代替わりする(風の白巫女と呼ばれる)
若いころのゲルロッドらと共に、穢者を一掃し双子城砦を築く。
この戦いの前に風の白巫女は妊娠、出産をして次代の白巫女が生まれている。(旦那 is 誰?)
穢れの進行に苦しみ、娘の14歳の誕生日にひっそりと自決する。
(娘は真実を知らない=守り人の長のスキル説明+フリーティアの手記1)

 確認1:考察やyoutubeで泉の白巫女が双子城砦で戦ったとされる穢れの王が、
     風の白巫女の変貌した姿だとされるのはおそらく間違い
     本編説明文より、守り人の長は風の白巫女の死を確認している。
     (穢れの進行で死亡した人々やフリーティアとは異なる)
     →暁の白巫女については、死亡時の情報が無い為、
      彼女の変貌した姿である可能性は十分にある。

泉の白巫女=フリーティアの章
風の巫女が死亡した為、白巫女が代替わりする(泉の白巫女と呼ばれる)
各所で親交を深めた頼もしい仲間たちができる。王様はクソ。
 シーグリッド、ゲルロッド、イレイェン、シルヴァ、ヘニール、
 ウルヴ、ユリウス、ミーリエル(+ファーデン)、あと弓使い
 上に出てきたボスたちは、みな立場は違うがフリーティアの大事な仲間たちである。
双子城砦で仲間と共に穢れの王と戦い勝利するが、穢れの進行がヤバいぐらい進む。
穢れの分散計画=クローン技術により8体(※確認3)or9体のリリィが製造される。
フリーティア、計画を拒絶。
仲間たちに娘たち=リリィズを託す。
禁じられた領域で一人頑張るが、限界が生じ穢れを加速させる死の雨が降る。
頑張っていた仲間たちが力尽き、果ての国は消滅、最後のリリィを残し娘たちも死亡する。
フリーティアも死亡する。(=不死契約がラストリリィへ移行=OPの刻印)
何故か復活したフェリン、記憶喪失を装い、本編リリィ(=ラストリリィ)との旅路へ

 確認1:王城の白巫女の手記について
     上記の白巫女とごっちゃになるが、彼女の正体は年長のリリィズである。
     ロリコン変態野郎のフリーティア時代の王様が、
     孕ませセックスしようとつれてきた(=自身の王族の血と白巫女の血を欲した)が、
     ウルヴとユリウスがうまく匿って……くれたよね?(城砦の白巫女の手紙)
 確認2:リリィのメモ
     本編リリィの姉に当たるリリィズの一人。呼びずらいので姉リリィと呼ぶ。
     シーグリッドが回想で抱えていたいたのは姉リリィだったことが明かされています。
     姉のシルヴァが一人もリリィを託されていなかった(?)のに、
     妹のシーグリッドはラストリリィも含めて二人も守っていた上、
     一人は生き残ったことから本編のMVPといっても過言ではない(笑)
 確認3:ラストリリィについて
     彼女だけはフリーティアのクローンではなく、実子である可能性がある。
     本編で特に言及されてはいなかったが、
     フェリンの不死契約がクローン体に適用されるかが不明であるためである。
     姉リリィ達の亡骸が穢者化していないのも、何か意味がありそう。

おまけ
二作目『ENDER MAGNOLIA: BLOOM IN THE MIST』が他国の未来の話だったので、
三作目は「魔物対古き民の過去編」なんかを期待してしまいますね。
射殺す巫女アウラ、切り裂く巫女リコリース、導きの巫女キルティス、
そして死霊呪術を行使する巫女アベリア。
ん-、どうでしょう。
マグノリアの感想や考察は、暇があったら書こうかな。