Trueルートは意外にもストーリー性が高く不覚にも涙してしまった。一方、凌辱ルートは獣道好きな方々向けにHシーン多数だった。プレイ時間は割と長く、笑えるシーンもちゃんとあり、ぶぶづけ氏の絵も良く、印象に残る作品である。薄い本目当てに予約購入した甲斐があった。
個人的に、Trueルートのシナリオの良さに高得点を付けたくなった作品だった。
まさかの良作であり、獣姦ゲーのシナリオや演出に不覚にも涙してしまった。
犬を飼ったことがあって、さらに、犬と交尾してしまう女の子の存在をアリだと思える人にはおすすめの作品である。すなわち、とても間口が狭いけれどそこにはまってしまえる人にとっては名作となりえる作品。
単なる好奇心で購入してしまったが、この作品をプレイ出来て本当に良かった。
一方、陵辱ルートのほうが獣姦ゲーとしては正しい展開と言える。
人物紹介になぜ学校の先生が居るのかと思ったら、とんでもない変態っぷりで引いてしまうほどだった。
特にアナルバイブやアナルパール、電動系の危険な器具など道具の充実っぷり、拘束道具などの展開の仕方には一見の価値がある。
こちらのルートでは犬以外の豚などの動物が登場する。Route2の既存ユーザー向けと言える。
ただ、どちらのルートも似通ったHシーンがあったり、陵辱ルートの後半は完全に作業ゲーとなってしまったりなど、時間稼ぎとも言える無駄なシーンがあったために全体的なまとまりには欠けていた。
この点は残念だった。
声優の渋谷ひめは安定。
当初は犬の音声はあったほうが良かったんじゃないかと思っていたが、オールクリアした今となっては無くても良かったのかなと思えた。
犬のにおいのくささ、身体の大きさや重さ、舌の長さやあたたかさなどの描写が非常にリアルだったことと、女子校生がネット検索で獣姦にはまる女性のブログに影響されたり、犬のアレの形のバ○ブを購入して実際に使ったりするシーンがあったりなど、妙にリアルな世界観なのが忘れられない作品である。