今さらながら思う。これは名作だ。 「このゲームは、ZEROのてーきょーでおとどけしま～す♪」
当時の衝撃を思い出しながら、改めて「りにゅーある」をプレイした。
今はフルスクリーンでプレイするのが当たり前なのに、何となくでかすぎる気がして600×800に変更してプレイした。
パッケージに「いままで聞いたことないとっても萌え萌えなキャラクターボイス入り！」という記述があるが、もっちとあさり☆の発酵した甘酸っぱい声は今聞いても色あせていない。
よくこういう声の人を見つけて来たなと感心するくらいかわいらしい声は、微妙に関西イントネーションがあってヴィジュアルアーツが大阪の会社であることを思い出させる。
あさり☆は今でもたまに声優名のクレジットで見かけるけど、もっちはどこへ行ってしまったんだろうか。名義を変えて２作品くらいに出演しているのを見たのがもう５年前である。
もし今でもエロゲの仕事をしているなら、その作品に突っ込んでみたいものである。
ある意味で炉利作品の頂点だったと思う。
絵柄もかわいらしく、Ｈシチュも悪くない見せ方だった。
今はもう商業作品としては作りにくいであろう、何か当時の覚悟のようなものを感じた。