アリスの廉価/学園モノ第3弾、という意味では期待を裏切らない内容。
相変わらず人畜無害な主人公なので過激なエロは無いものの、序盤から積極的にエロシーンを入れるなど前作(ばりテン)の反省は活かされている。
フルボイスになったことでより魅力が増した日常描写、コミカルな寸劇などは素直に楽しい。
クラスの友人達が若干上滑りっぽいけれど、執行部の二人が濃いので致し方ないか。
というかシーン回想に寸劇を入れて欲しかったのはオレだけでしょうか。
エロシーンは相変わらずCGの使い回しが多く、テキストとボイスでかなり救われてはいるものの、オカズとして薄味・飽きが早いのは否めない。
やはりこのボリュームでトータルバランスを考えると、攻略キャラは1~2人がいいように思う。
というか四五七や都にまで個別ルートがあるとは思わなかった。
個人的に都ルートは要らなかったかな。
他の3人が個性的な姉・年上キャラなうえフェロモン満載なのに対しどうしても見劣りするし、攻略対象というより小動物的マスコットの印象が強い。
そのリソースを先生二人か四五七に割いてくれた方が良かった。
むしろ赤音を交えて四五七との3Pとか…。←脱線
あれこれ言いたい部分もあったけれど、次回に十分期待できる内容だった事は確か。