音楽など雰囲気が良く、心に残るシナリオだった。ANOSというシステムとの調和も素晴らしい。
原画がA-10さんで、味があってもそれほど崩れてない魅力的な造形が良い。
というかリトがかわいい。
背景や音楽や演出もうまく調和して、いい雰囲気を出しています。
ディテールに凝っても雰囲気は良くないような作品が多い中で、こういうのは貴重。
またシナリオも、1周目の訳が分からなさすぎるところから、
周回を重ねることで徐々に世界と事件の全貌が明らかになり、
最終的に完全にすべてを知った主人公が、
自分の意志で、世界に結末を与える決断をする。
構成が上手く、(まるでロミオのあれみたいなあれで)、最後まで惹きつけられました。
結末は切ないけどね。
リトとライでRetryになる、というのをどこかの感想サイトで見るまで気付かなかった。