登場人物が皆、魅力的でカードバトルもおもしろい
敵、味方共に好感の持てるキャラが多く、イライラする事無く読み進められました。
シナリオ自体はそれほど目新しくもないけれど、盛り上がる場面は盛り上がり、日常での描写はゆったりとした雰囲気が感じ取れたし、ライターさんの文章が自分には合ってたのか中弛みする事なく最後までプレイできてすごく満足。
カードバトルは前作の機械仕掛けのイブの時点である程度完成されたシステムだったので、どうなるのかなー?と思っていましたが武器の追加や一斉行動、カードセットの細かな操作の改善等、前作のちょっとした不満点を改善した上での追加要素がうまく噛み合っていてとても良かったです。
曲も少し古臭く感じられるものの、場面に適した曲が使われていてとても良かった。
特に中~後半から流れる戦闘曲はどれも耳に残ってます。
と、色々書いたけれど自分が最も良かったと思うのは登場人物の皆さん。
主人公からヒロインはもちろん、敵の皆さんまでもが魅力的でたまらんです、ハイ。
特に焔王鬼と玉梓さんのお二人、大好きですホント。
朱火と姫様ルートの最終局面での2人のやり取りには、久々に胸をうたれました・・・。
最後に、おまけのカードバトルで機械仕掛けのイブに関連した装備が出てきて思わず前作をもう一度インストールしてしまいました。
こういったお遊びが出来る会社はいいですね本当に。
次回作も楽しみです。