パンチが弱かった?
カタルシスという用語が正しいかは分かりませんが、あまりカタルシスを得られなかったように感じています。
どちらかというと謎に対して解決の道程より謎そのもののほうに興味があるようなタイプだと同じように感じるのかもしれないです。
前作のアメイジンググレイスと同じように作品を丁寧に作っているような印象を受けましたが、正直眠くなっていましたし、作品を通してそれほど衝撃を受けなかったです。
その理由が、期待値が高すぎたのか、扱う題材が好みではなかったためか、丁寧に書くことを意識して勢いがなくなったのかまでは分かりませんが。
キャラクターに関しては、メリッサが一番好きなのと、次点で所長ですかね。
私が賢くないため、メリッサが見ていた靄が歪みなのか揺らぎなのかよくわからなかったです。
あと、親殺しのパラドックスが適用されて大尉がいなくなっても雪葉はそのままなんですね。