また、いつかね。
全てのルートが終わった後にまたエンディングロールが始まって なげえよダボが。って思っていたら聞けるセリフです。
いや、は? 何? 何言ってんの? は?
この作品はところどころ、は?と思うような作りになっていて、ヘイトを上げてきます。
おかげでちょくちょく現実に戻っちゃう。
さて、作品を一言で評価するのであれば、名作を作ろうと意気込んだためユーザがどう感じるかということを
考えず(テストプレイがたらなかったのかな?)作ってしまったため良作に一歩足りない。です。
特に嫌いな点を挙げると
・謎の強制オートモード
これはプレーヤーが自由に話を進められることが不可能になるため意識が逸れる。一刻も早くやめて。
開始即オートやエンディングオートはよくあるけど嫌いです。今回は特にオートモード入りすぎ。
・後ろに人がいるのが透けて見える作者の思想
別に誰がどのような意見を持っていても構いませんが、新聞は現実でも偏ってるみたいなよくネットで散見される
ような話を出されると醒める。
・主人公が謎の上から目線説教タイプ型 幻覚も見るしすぐカッとなる 自己中心的な考え方をして 虚弱メンタル
ひとにはオオジマっていえという割にサルと呼び続ける○○○。
それはそれとして攻略順から感想を
【千里】
今作最強ヒロイン。おまえがNo.1や。このゲームのどのルートでも終始最強っぷりを見せてくれる最萌。
他のルートで嫉妬をしながらも具体案を考えてくれたり、振られ泣き、立ち上がり。好きなものがたくさん詰まっている。
自身のルートは…チープです。恐喝暴行銃刀法違反犯罪の盛り合わせ。タコマのおばちゃんは悪くなかったね。
犯罪歴は0なので、悪い人ではなかったです。このルートではイケメン会長八雲君も馬鹿なので30秒で支度しな!
してきます。考える時間も与えねぇぜ! そういった点を除けばそこそこ良いです。
【衣更】
今回の犠牲者は…サルたちです。S特によって脅迫を受けた彼女らはケートク生に悪口影口を言います。
でも安心してください。衣更もなかなか面の皮が暑いので奨学金を借りるのは嫌だけど学校に行きたい。
と主人公を利用します。汚らわしいケートク生。貧乏がすべて悪い。
主人公はま~~~めちゃくちゃ衣更びいきします。他の人たちが協力したくなくなるのも当たり前だよね。
ちゃんちゃん。
【美冬】
すぐに自分の保身に走る。みぃちゃんはクズ。
主人公も千里に打ち明ければいいのに覚悟も何もなくみぃちゃんとずるずる関係を続けるせいで悪化する。
最後にみぃちゃんの病気が~といきなり深刻そうな感じを出してきてついていけない。
それでも日誌のシーンをうまく処理できれば評価は上がったはず…
【未散】
学園の闇編 会長はイケメン、千里が未散を見て自分と重ねてるところや立ち直るところとか良かったね。
製作者は無駄に事や闇を大きくしようとしてチープになってることにいい加減気づいて。
そういった滅茶苦茶なところを除けばそれなりになっていた。選挙ダイジェストは英断。
【皐月】
唯一千里に対抗できる真面なヒロイン。アニメ?で噂は聞こえてきたから、実はこんなに可愛い先生が
やべーやつなのかと戦々恐々しながらプレイしていたけど、酒を飲みながら将棋をしたのは本当は皐月
に対して酒で口を軽くして本音をださせようとしてたのかなーとかいろいろ考える余地があって良かったり
めちゃくちゃまともなヒロインだった。最後に和菓子屋いくかってなったところいいよね。
って先生のことばかり書いてしまった。皐月は本当に可愛いんです。
絵が立ち絵は可愛いのに一枚絵が不安定だったり同調圧力だったり主人公がカスだったりいろいろあるけれども
ところどころまともなゲームだったり千里が最強だったり主人公の幻覚や言動は実は○○○の特徴なんじゃと考える余地があったり、恋チョコ登場人物の発言の中にある「悪い人・良い人」の基準って何だろうと考えたりするところがあったのでそれなりにいいゲームでしたね。悪いところが直っていればもうちょっと得点は高かったでしょう。残念です。