フェミニズムという言葉の定義が間違っていることを除けばいいんじゃないかな。
フェミニズムという言葉の定義が大きく誤っており、
現代のクラスタ外に話題にならなくなるエロゲでなければ、炎え上がっていたと思います。
まあ、そもそもフェミニズムという言葉の定義が誤っているだろうなというのは公式ホームページ見たときからわかっていましたが、本当にフェミニズムの言葉の定義を説明しなさずに押し通したな。
最後のトランスジェンダー扱いされるから問題ないよね!も含めて、インターネットの誤った認識の集大成みたいな倫理観で作られてる。
そのあたりが気にならなければ良いのではないでしょうか。
一応、シナリオゲーなんだけど、キャラゲーよりと考えれば良いのではないか。
ラスボスのやってること。ロボと性別統合実験は意義はあるように思えるんだけど、まず、人体実験してるのがアウトですね。あと男性虐殺する必要が特にない。
男性社会見学編で男は女を守るものは古い価値観ですよとなんども言われるんだけど、この作品の社会構造は実際にそうなっているので、保安隊からしてみれば嫌というのはともかくとして、男性側のプライドとしては必要なものと思われる。そういう社会で育っていて、命をかけて戦うのは前提だから。
こういった引っ掛かり自体はだいぶあるんだけど、キャラの掛け合いとか読ませる作品になっており、総合的にはよかたと思います。自分の脳内にある倫理観を脇に置いておくまでが疲れたけど、そういうものと思えば楽でしたね。
絵がよかったのとキャラが良かったのとエロかったのと歩サラさんが終始良かったので、求めていたものは得られたかなと思う。