さなぎから羽化するだの神として君臨するだのと浮かれているお前の姿はお笑いだったぜ
中古が無かったので新品で購入しましたが、5000円位のミドルプライスでこれならそこそこお得かなという位には楽しめました。
この手の催眠ゲーというのは催眠理論がどうのとか導入の自然さとかはあまり重要ではなくて、以下にアブノーマルなプレイを突っ込めるかにかかっていると思うのですけれども、そういう点ではまあまあ良かったと思います。裸にビブス着てバスケするシーンとかはその典型例でしょうね。
ボリュームもサクサク楽しめる量だし、サブヒロインもこの価格帯にしては先生、後輩、街中のメイド喫茶の店員と種類も豊富で内2人にはメインほどでは無いもののキチンとルートもあります。新品でもお買い得感はありますね。
ただタイトルに「孕ませ」とありますが、実際にボテ腹になるのはラストだけです。私にはそういう需要は無いので問題有りませんでしたが、そういったものを目当てに買うのは止めた方が良いかと。
難点としてはCGモードの使い勝手の悪さ。左クリックで差分を最後まで見ると次のCGに移ってしまう。普通はループしたり一覧に戻ったりするものなのですが。一気に全部見る的なCGモードの使い方はしないのでこれは使いづらい。
キャラデザやイラストは及第点だと思うのですが、一点よく分からないのがメインヒロインの小久保ちなみの扱いですかね。劇中ではそれほど胸は大きくないみたいな発言が度々あるのですが、実際の絵では他のヒロインに負けないくらいの巨乳。絵とシナリオの整合性はキチンととるべきなんじゃないか？
おすすめシーンとしては璃子ルート最後のコスプレエッチシーン。はて、この衣装何処かで見たことあるような……？それはともかく催眠中と催眠解除後を纏めて表現したなんとも言えない表情をした璃子がいいですね。
しかしこのゲームに限らずこの手の日陰暮らしな主人公がのし上がる的な展開の場合時々主人公の独白が入るのですが、調子に乗ってくるとそこが一番の笑い所になりますね。今回もちなみルートでタイトルの他に目覚めたとか万能さに感心するとか生まれ変わったとか奇天烈な発言をしてくれたので爆笑しました。その後華音ルートでのバッドエンドとの落差に余計にね。