圧倒。「クラナドは人生」なんて言っちゃう感覚もわからないでもない。
メインとなる登場人物への掘り下げが凄い。
AFTERに入ると、回想シーンでは本当に懐かしいことを思い出しているような気分に、
春原や杏が出てくるシーンでは、本当に旧友に会ったような気分にさせられる。
現実には存在しえないキャラばっかりなのに、妙に実在感がある。
長く続く漫画ではときどきある感覚だと思いますが、
ボリュームが多いとはいえ一本のゲームでこんな感覚になったのは初めて。
裏では、想像もつかない量の設定がされてるんだろうな、と思います。
正直なところ、「keyのウリはBGMと泣かせの技術だけ」とか思っていたんですが、
見方を変えざるを得ませんでした。脱帽。