すごかった…の一言。はっきり言うがAIRよりも泣けるし、なおかつシナリオが深い。すたじおみりすがなぜBLゲーで出したのか。それは男の子と男の子の話でなければシナリオのつじつまが合わないから。男でも十分すぎるくらい楽しめる作品。そして、このゲームがBLゲーの異端といわれるのはなぜか。それは……
それは、この作品の核が1組の男女の話であるからです
全ての物語がこの男女から始まる。ただし、この男女の話は番外編(最後の攻略)なので注意
……多くをここに書きたいのですが、何をしゃべってもものすごくネタバレになる…
各キャラの√が制限されており、それによって徐々に物語の謎が解けていきます
深町のおっちゃん⇒真部⇒レンジャク⇒瑠宇⇒ハッカン⇒ラストの流れになります
それぞれのキャラで疑問に思うところが次のキャラで氷解して行く様はまさに痛快
バッド√もいっさい手を抜いていません
ぜひとも性別問わずに最後までプレイしていただきたい作品
BLゲーといってあなどっちゃいけません
ちなみに男女のエロもあったり。みりすごめんよ、いたじゃんRとか駄作しか作れないと侮っていました
↓以下、このゲームに興味がない&ネタバレみてもかまわないという人
AIRと対比したのはなぜか?
それは、まさにこのゲームも輪廻転生の話だからです。
柳也と神奈、斑鳩と紗。話のベクトルは違いますが、こう対比して考えてみると色々おもしろい接点があることがわかると思います
最後に深町のおっちゃんと真部の姉の場面をもってきたセンスには舌を巻いた