完成度は低いけど……
古い作品ということを差し引いても
原画は微妙であるし、システム面もよくない。
何より、ト書きに毛の生えた程度のテキストが
作品の質をかなり落としてしまっている。
しかし、そんな多くの欠点があるにも関わらず
“東雲真冬”というヒロインがあまりにも
魅力的すぎるため高評価せざるを得ない。
この作品のテーマは谷崎潤一郎の世界であり、
性的倒錯・偏愛を描きながらも、とても耽美で純粋である。
キャラクターとテーマが最高であるだけに、
あと少しライターに文章力があれば、間違いなく名作になった。
本当にもったいない。
寝取られ興奮度:2
(※自分がどれくらいドキバクしたかを5段階で評価)