某所某スレでは賛否両論まっぷたつでしたね。否の方が声が大きかったかな? 私も否です。
一口にSMと言っても様々です。
AVを例に取りあげましょう。cinemagicビデオのようなボンデージでファッショナブルで愛と背徳とシナリオ棒読みなものもあれば、志摩ビデオのような本物の血と糞尿が飛び散り炎が肌を焦がす阿鼻叫喚なものまであります。
さて、エロゲでSMを扱う場合、どのような過激な描写も可能なはずですが、その反面リアリティを確保するのが難しくなります。
もっとも、変にリアリティを追求しちゃうとプレイヤーがついて来れなくなるという側面もありますね。
過激さとリアリティをどうバランス取ってまとめ上げるかにディレクターの趣味と技と判断力が現れる訳です。
本作の場合、「リアリティなんかいらん、つか邪魔。取り敢えず過激なCG並べとけ!」ですね。
どのような過激な責めもシチュエーションも、私には書き割りの前で演じられる「お芝居」にしか見えません。
つかルートによっては、調教は本当に「演技である」という設定なのですよこれ。
調教SLGを根本から否定しちゃうこの設定に、ディレクターもシナリオライターも何も疑問を感じなかったのか? (;´Д`)ハァ
しかし、ま、これでないと楽しめないと言う人間がいるのも判ります。というかそっちの方がマジョリティでしょう。cinemagicの販売数は志摩ビデオより、確実に1桁、下手したら2桁上のはずです。仕方ないですね。
なんか毎度々々同じようなことを書いてますね私(笑。