そういうゲームだと聞いていたのでそれなりに納得はしました。システム・シナリオはムチャクチャですが、CGだけは案外できがいい。ま、特殊な趣味のCG集ということで(笑。
特殊な趣味=スプラッタ
鬼に惨殺されるヒロイン達のCGがとても克明かつ美麗。
おまけの絵葉書からしてメインヒロインの串刺し死体って、これを一体誰に送れと?(笑
エチシーンは着衣の有無を選択できるという、少々フェチな仕様。
でも、せっかくそういう趣向ならもっと衣装にバラエティを出せば良かったのに。取り敢えずそれっぽいのは巫女さんだけだからね。もったいない。
さて、最初からCGだけを期待してプレイしたのでその他のことに言及するのは野暮ってもんだけど・・・。
このゲーム、シナリオライターの知的水準が明らかに極めて低い。
神社に本堂がありご本尊が安置されてるって、おまえ何も疑問に思わないか?
そら、廃仏毀釈前の神社なら仏様が合祀されてることはあっただろうけどさ、それは明治維新前の話。現代日本なら、あくまで神社の中心は本殿なりご神体なりだろうが。
あと江戸時代に「英字の本」って、おい、中坊のとき社会の時間は寝てたのか?
そら、オランダ経由で英米の書籍が入ってくる可能性はあっただろうが、それが何故に在所の生臭坊主の手に? そして何故に坊主がそれを読める?
いちいち突っ込むのも馬鹿らしい。
ま、こんな塩梅だから、話のつじつまがあわないとか、展開が意味不明とかいうのは当たり前。
しかし、このシナリオライター、この後にも書いてて、結構評価の高い作品もあるのだな。
これは習作と言うことか。多分、今ではこの作品を自分の人生から消し去りたいと思ってるだろうな(笑。