くくる√のみプレイ。 →完走しました(2024/08/22追記)。
くくる→イヴ→トウリ→奏命の順にプレイ。
イヴ√を除いて、プレイするごとに感触が良くなるように感じました。
秋葉原の街中という街中に販促が掛けられていた時点ではくくる一筋(どうしてこんなに可愛いんだくくる......!と毎日のようにつぶやいていました。店頭で)だったのですが、どうにもトウリの包容力が大きい。これはこれは......とゆったりすっかり抱かれてしまっていたわけですが、いざ奏命√に入ってみると、初っ端から印象が大きく変わるようでして。しっかり者の長姉にずっと手を引かれているような、他作品の例えで恐縮ですが『波間の国のファウスト』の結城リコのような存在でした。
イヴ√は大屋汐莉がちょっと鼻につく存在で。彼女のルートだけヒロインの、さらに恋愛の存在意義を他者の存在に依存しているように感じました。直截的に言い換えると、イヴが魅力的に見えなかった、となるのでしょうか。
ところで、自分はこの媒体を曲を通して評価することが多いのですが、ことこの作品に関しては歌曲もBGMも平凡の域を出るものではありませんでした。純粋にグラフィックと、声と、不満なきシステム/演出と、そしてシナリオの瞬間最大風速を以って、先の点数を付けることとしました。