語り継ぎたい最高の物語
まず自分が読んだのはオリヴィアの話でした。社会に抗い、打ちひしがれるシェイクスピアとオリヴィアに涙しました。
次に、すももの話。ひと夏の思い出がとても輝かしいものでした。
最後に、凛の話。一番読んでいて、感情移入ができず、苦しかったです。
全部が、別れで終わる。
そして、最終章のお話。次から次へと問題が起こり、それに正面から向き合う海斗と世凪の姿に感動しました。
前評判で、かなりの高評価作品であることは知っていたのですが、いざやってみると、とてつもない感動を覚えました。ストーリーの構成、伏線、音楽、ビジュアル、登場人物すべてが最高であり、自分にとってかけがえのない作品です。
キャラに関して、出雲と入間の存在は海斗と世凪にとってかけがえのない存在であったと思う場面がいくつもあり、この二人が特に気に入っています。出雲の演技力には笑ってしまいました。その中でも、梓姫がとても好きです。かっこいい超いけてるお姉さん。最高です。
最後に、幸せのエピローグとおまけシナリオが入っているのもうれしかったです。世凪が最後を別れではなく、幸せにしてくれて感謝しかないです。救われました。
最高の作品をありがとうございました。