盗用かどうかは分からないが、あまりにも疑惑の多すぎる作品。レビューの書きようがない。
作品全体の評価としては、堅実な萌えゲーといったところだろうか。
歴代の緑茶作品と比べても、ボリューミーなのは相変わらず。
ただ、知名度の高い『恋色空模様』よりも、個別ルートの芯の無さが顕在化している。
無駄に長い共通ルートは、全く改善されていない。
回収すべき伏線もうまく嵌まっていない印象があるし、
もったいつけたにしては飛躍的な盛り上がりには程遠い。
るちえ氏の絵柄はとにかくキュートで、女の子キャラクター自体も好みなのだが、
どうも主人公だけが癇に障る行動をとることが多い。
身の上話を明け透けに語る苦労人は、第三者から見るとうさん臭く見える。
前々から下馬評の低い主人公の性格が、ちっとも良化していないのである。
とにかく、シナリオ担当に足を引っ張られている作品という印象を受けた。
このような評価のもと、本来は69点をつけていた作品なのだが、
わけあって「評価なし」へ改めさせてもらった。
理由としては、一部エッチシーンにおけるテキストが、
他作品から引っ張った可能性が個人的に拭えないからである。
本作のエリーゼのHシーンと、
『プリズム◇リコレクション!』における雛乃ルートのHシーンが類似している。
……つい先日、そんな指摘の存在を知った。
この時点で、本作は並の萌えゲーという印象から、途端に疑惑の種へと変貌したわけだが、
実は、私もエリーゼのHシーンにはいくつかデジャヴュがあった。
それまでは調べていなかったのだが、この一件を知ったとき、疑念が強くなったため、
実際にテキストに起こして比較してみたところ、さらに疑いが深まってしまったのである。
以下で比較してみたい。(1)と(2)、(3)と(4)をそれぞれ比較していただければ幸いである。
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(1)『南十字星恋歌』 エリーゼと浜辺で騎乗位H
エリーゼ「はぁぁ……どんどん挿入ってくる……。やっぱり、気持ちいい……」
エリーゼ「あんっ……ビクビクした……かわいい…あっあっあっ」
まるでお腹の子供でも慈しむかのように言うエリーゼに、どこか背徳的な興奮が沸き起こった。
エリーゼ「ひぁん! あっ、は、跳ねたぁ……」
エリーゼ「あっあっあっあっ、す、すごく深く挿入ってきた……きちゃった……」
エリーゼ「あっあっ……も、もう、い、一番奥まで挿れてしまうぞ……挿れてしまうからな……あっ、あああっ……」
亮輔「気持ちよすぎて我慢しきれなくなったんだろ」
エリーゼ「う、うん……すごく、気持ちよくて……びりびり、するとこ……あっあっ、も、もっと、奥……あっ」
亮輔「んっ」
エリーゼ「ふひぁっ! あっ、ああああっ」
亀頭の先端がエリーゼの奥に行き当たり、その熱い肉をぐぐっと押し上げる。
亮輔「挿入っちゃったな」
エリーゼ「挿入っちゃったぁ……あっ、あっ……」
(2)『カミカゼ☆エクスプローラー!』琴羽の部屋で騎乗位H
琴羽「はぁぁ……どんどん挿入ってくる……気持ちいい……」
琴羽「あんっ……ビクビクした……かわいい……あっあっあっ」
まるでおなかの子供でも慈しむかの言いように、俺も興奮を禁じ得ない。
慶司「琴羽……おしり触っていい?」
琴羽「……あ、あたしが攻めるんだから…………あんまり強いのはダメだよ?」
慶司「了解」
俺は琴羽のおしりの肉を両手で鷲づかみにした。
琴羽「ひぁんっ……つ、強いのはダメだってぇ……」
琴羽「あっあっ、す、すごい深く挿入ってきちゃった……も、もうちょっとゆっくり挿れるつもりだったのにぃ……」
琴羽「慶司のばかぁ……あっあっ……も、もう奥まで挿れちゃおうか……挿れちゃうね……あっ、あああっ…」
慶司「気持ちよすぎて我慢しきれなくなったんだろ」
琴羽「う、うん……すごい、気持ちよくて……あっあっ、も、もっと、奥……あっ」
琴羽「はーっ……はーっ…おちん●ん……奥のとこ、きた……ま、また子宮も、迎えにきちゃった……」
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(3)『南十字星恋歌』エリーゼとお風呂でH
エリーゼの身体が跳ねる度に膣壁は激しく収縮し、雑巾でも絞る様にペニスを絞り上げ、射精を促してくる。
なりは小さくともエリーゼは立派な女性。その膣内は雄を求める雌のそれだった。
そしてもちろん俺も、エリーゼというつがいを求めるただの雄――
エリーゼ「亮輔ぇ……も、もう私、私……またイッちゃう……ひぅっ、ぁああっ、んっ、んくぁあっ!」
エリーゼの手が俺の腕を掴み、本当に限界なのだと伝えてくる。
もっとも、俺の方もとっくに限界が迫ってきていた。
亮輔「ああっ、エリーゼ……! また、膣内で、いいか?」
エリーゼ「うんっ、うんっ、膣内、膣内ぁっ! きてっ、お願いだ、亮輔っ」
エリーゼの身体をぐいぐいと力任せに突きあげ、狭すぎる膣奥を何度も何度も押しあげる。
ユニットバスが軋むほどの速さで腰を打ちつけ、膣壁を擦りあげ、襞の一枚一枚の感触を陰茎に刻みつけた。
亮輔「い、イクっ、イクっ……エリーゼ!!」
エリーゼ「亮輔……きて、きてぇっ!」
エリーゼ「ふぁっ……あっ……あああああああああっ!!」
びゅくるっ! びゅくびゅくびゅくっ! びゅーっ! びゅっびゅびゅーっ!
エリーゼ「ひゃあっ! あっあっあああっ!」
亮輔「エリーゼ……んっ、んんっ!!」
俺はエリーゼをきつく抱きしめ、その小さな膣内に、ありったけの欲望を吐き出した。
エリーゼ「ああっあっあっ……入ってる……あああっ……あっ……熱いのまたきた……いっぱいきてるぅっ……」
さらに、ゆさゆさ、ちゃぷちゃぷとエリーゼを上下させて、その奥へと射精する。
エリーゼ「あんっ、ああっ……あっ、あっ、あっ……まだ、こすってる……んっ」
亮輔「エリーゼのおまんこ、気持ちよすぎるよ」
エリーゼ「ば、ばかものが……んっ、んぁっ」
ようやく射精し終わったペニスを震わせ、俺はエリーゼを抱きしめたまま、大きく息を吐いた。
エリーゼ「はぁ……はぁ……はぁ……」
エリーゼもまた荒い息をつきながら、脱力してぐったりした身体を俺に預けてくる。
(4)『カミカゼ☆エクスプローラー!』まなみとパジャマ騎乗位
まなみの身体が跳ねる度に膣壁は激しく収縮し、雑巾でも絞る様にペニスを絞り上げ、射精を促してくる。
部屋の中には淫らな水音と、ベッドの軋む音、そして狂った様にお互いを呼び合う声で満たされていた。
まなみ「おに……ちゃっ……まなみもう、まなみっ!」
まなみの手が俺の腕を掴み、本当に限界なのだと伝えてくる。
もっとも、俺の方もとっくに限界が迫ってきていた。
慶司「まなみっ……っっ!」
まなみ「ああっ、あっあっあっあっ、おにいちゃ、お兄ちゃんっ! んぁあっ、あっあっあああっあっ!」
ぐいぐいとまなみの軽い身体を突きあげ、狭すぎる膣奥を押しあげる。
最大限の速さで、膣壁を執拗にこすりあげ、襞の一枚一枚の感触を陰茎に刻みつけた。
慶司「いく……いくぞっ」
まなみ「きて……きてぇっ!」
まなみ「ふぁっ……あっ……あああああああああっ!!」
慶司「まなみっ!!」
びゅくるっ! びゅくびゅくびゅくっ! びゅーっ! びゅっびゅびゅーっ!
まなみ「ひゃあっ! あっあっあああっ!」
慶司「んくっ……まなみっ!!」
俺はそのまままなみをきつく抱きしめ、その小さな膣内に、ありったけの欲望を吐き出した。
まなみ「ああっあっあっ……入ってる……あああっ……あっ…あついのきた……きてるぅっ……」
びゅーっ! びゅっびゅっ!
さらに、ゆさゆさ、ちゃぷちゃぷとまなみを上下させて、その奥へと射精する。
その度にふるんふるんと揺れる乳房が堪らなく愛しかった。
まなみ「はぅぅぅ……あっあっ……お兄ちゃぁん……あっ、ああっ……こんな、いっぱい……あっあああっ……はぁ………」
「あんっ……あっあっ……そ、それ以上……されたら……あふっ……あんっ、やだっ……まだ……あふっ……んくぅっ」
慶司「まなみ……かわいい……。大好きだぞ、まなみ……」
まなみ「お、お兄ちゃん……まなみも好き……大好き……大好き……あっ……あああっ……あっ……」
慶司「まなみ……」
まなみ「はぁ……はぁ……はぁ…」
まなみは荒い息をつきながら、脱力してぐったりした身体を俺に預けてくる。
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参考にしたのか流用したのかはわからないが、
同じ個所が複数あるのは、あまりほめられたものではない。
ただし、これらを看過できなかったのは私であり、
ひょっとしたら著しく誤認している可能性もある。
あくまでも、比較対象としてテキストをそのまま引用したに過ぎない。
判断については、ご覧いただいた方にお任せしたい。
【雑記】
エリーゼばかり……キャラクターは好きなんですが。