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Atoraさんのこの大空に、翼をひろげての長文感想

ユーザー
Atora
ゲーム
この大空に、翼をひろげて
ブランド
PULLTOP
得点
95
参照数
1833

一言コメント

多忙なる現代日本の社会人のみなさま。どうしようもない上司に頭を下げたり、せわしなく書類を作成したり、理不尽なクレームに対応したりして、下を見る機会が当たり前になっていませんか―――いつのまにか、空を見上げることを忘れていませんか。見上げて歩く余裕がない人に向けて、PULLTOPがおくる青くささあふれる物語。それは、胸に熱い何かを呼び起こしてくれる。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

見上げた空は青い日もあれば、灰色の日もあり、黒い日もある。そんなことさえ忘れていないか。

全体としてのテーマは「青春と夢」について。
それも、とびきりに青臭く、理屈抜きに弾けている青春である。
このゲームをプレイして、忘れていた夢を思い出せる人もいるのではなかろうか。
あるいは、自らを振り返って、後悔の念を覚える人もいるのではなかろうか。

胸の奥でくすぶっている夢よ、再び。
仕事に忙殺される毎日、あるいは経済的な問題、またあるいは人間関係の捩れなど、
様々な理由が絡んで夢を描くことをやめてしまった人にとって、この物語は熱く、そして少しだけ痛い。
ひょっとしたら、考察すること自体が野暮なのかもしれない。感じられればいいのかもしれない。

(以下、ネタバレ多数あり)



【あげは】

秘密基地。場所という青春がテーマ。

誰しもが、原っぱや空き地、雑木林の中にちょっとした秘密基地を作ることに憧れたことがあると思う。
夕焼け小焼けのメロディが鳴っても家に帰らず、大人たちが心配して探しに来るまで、遊ぶことに明け暮れていたあの時代。
秘密基地で遊んでいると、なんだかいけないことをしているような気分になったことを思い出した。

秘密基地には、必ずといっていいほど宝物がある。おもちゃでもいい、人形でもいい、ボールでもいい。
子供にとっての宝物の価値を、僕らはもう解することができないだろう。
そうやって価値観が変わっていくように、宝物は別のものに、秘密基地の出来事は思い出へと変化する。

あげはにとっての「秘密基地」とは、かけがえのない仲間と集う大切な拠り所だったように思う。
あおい、ほたる、あんちゃん、マー坊たちと作った大切な基地は形を失った。
しかし、そこで起きた一つ一つの事柄は、思い出となってあげはの心の中に生き続けた。
そして、碧と再会し、ガレージでグライダーを見た時、あげはの思い出は時の流れに追いついたんだろう。
失くした宝物が、いま目の前にあるのだ。

「だって面白そうなんだもん♪」
             (あげは:作中より)

面白いことには首を突っ込んでみる。とにかくやってみる。
あげはが、好奇心に衝き動かされたと同時に、昔の秘密基地とガレージとを重ね合わせたことは想像に難くない。
それを無残にも破壊された時のあげはの心境は、いかばかりのものだったか。
幼いころ、「秘密基地」を撤去された時の心境に酷似していたのは、容易に想像できる。

「あそこは、わたしたちの場所。
わたしたちみんなの場所」
         (あげは:作中より)

だから、ドックに移った際には、絶対に事を成し遂げようとした。
自分の身を呈してでも、形振り構わず、宝物……グライダーの制作に打ち込んだ。
あげはがグライダーに乗らないのは、何よりもその「場所」を大切にしていたからではないだろうか。

「わたしたちの場所。
わたしたちみんなの秘密基地」

「今度こそ……って、誓った」

「もう、大事な場所がなくなるのはいや」

「わたしも、あの頃とはもう違う。
今度こそ、守るの。
何があっても、絶対に!」

「そう心に決めてた。
だから……!」
      (あげは:作中より)

あげはが子供の頃に碧の「コクハク」を振った理由と、
故郷に戻ってきた碧の「告白」に即答するのを躊躇った理由は、まったく同じものである。
すなわち、「特別な二人」が「仲間」とは違う人間になってしまうことへの恐怖だった。
これらは、上に引用した物語後半のくだりから、容易に推察できる。
あげはが宝物と楽しい時間の板ばさみとなって苦しんでいたのも、そのあたりの描写から窺い知れよう。

楽しい時間は、宝物の完成とともに思い出へと変換されていく。
恋愛の話と併せて、グライダーの完成が秘密基地を失うことに直結するのではないかと、あげはは思っていた。
混じりっ気のない純然たる想いが垣間見える。題材はそのものは、ものすごく陳腐で描写もあざとい。
だからこそ青春の一つのお話として、胃の腑にスッと落ちていく感覚を覚えた。

思えば、作中で描かれたあげはの濡れ場は、全てが秘密基地を舞台としている。
子供の頃のいけない遊びが、イケナイ遊びへと変化を遂げたかのようだ。この対比も面白い。

妹のほたるが当て馬の扱いを受けていること、碧とあげはが流れに任せて結ばれること、
トラウマ描写が説得力に欠けていることが欠点として挙がるも、決して青春という軸からはぶれていない。
完成度は他のルートに劣るものの、物語の掴みとしては上々といったところである。
まずは、このルートからプレイしてほしい。

大人になっても、秘密基地という響きには心躍るものがある。
肉体的な春を過ぎても、想いさえあれば、いつだって青春は熟れることを知らない。
この物語は、それを思い出させてくれることだろう。


【亜紗】

背丈の違う夢という青春がテーマ。

「――届かないものに届いてみたいんです」
「普段低い場所にいるから憧れちゃうんですよ。
高いところに」
               (亜紗:作中より)

優秀かつ裕福な家系にあるまじき落ちこぼれ。亜紗は生まれた境遇の問題から、自らの生き方や在り方を悩んだ。
自らを「翼を持たない人間」と卑下し、風車に自らの羨望を投影して、その立ち位置に憧れた。
地に足の着いた、けれど、ものすごく窮屈な生き方だと思う。
しかし、低い場所にいながら……いや、いるからこそ高みを目指そうと思う気持ちは偽れない。

「飛べなかったから、それが普通じゃなかったから、
今この空を―――綺麗に感じられているんでしょうから」

「どうして人が地を這うのか―――わかった気がします。
それはきっと」

「――空を、飛ぶためなんですよ」
             (亜紗:作中より)

作中で、逆上がりができない男の子の話が出てくる。これが亜紗ルートのスパイスだろう。
皆さんも、初めて逆上がりをしたあの日を振り返ってほしい。
くるりと一回転した後の風景は、喜びで異なる風景に見えたはずだ。
地を這っていた人間が、はじめて空を飛んだ時の感動と似ているに違いない。
 
このシナリオは、空の高低が能力に置き換えられている節が多々ある。
それを鑑みるならば、最初から高みにある人……、いわゆる「できる人」が、
必ずしも豊かなわけではないと言っているように思える。
地を這う人間は空を飛ぶためにがむしゃらになった。
ならば、夢見る人間も夢にたどり着くために頑張れるはず。僕にはそう読み取れた。

作中にて、亜紗は凡人は浮かれてはいけないと作中で自らを諭す。これは、イーカロスの戒めだろうか。
古代ギリシャのイーカロスは、翼を得て舞い上がり高く飛びすぎたがゆえに、太陽によって蝋が溶かされ墜落した。
素直に地に降りていれば助かったのだ。決して自惚れずたゆまぬ努力を続けていれば、いつの日か夢が叶うこともある。

このルートでは碧がモーニンググローリーを飛ぶことはなかった。
その二年後の描写にて、亜紗はモーニンググローリーが浮かぶ空に舞い戻ることができた。
夢を持つこと。純粋に夢を持ち続けることで人は輝く。
このシナリオは、忘れていた夢をまた心に秘める機会を与えてくれるかもしれない。


【依留】【風戸姉妹】

新しい発見という青春がテーマ。

依留のシナリオと言うべきか、双子丼ルートと言うべきか。
……とにかく迷った。厳密に言うと単独のシナリオではないからである。
ゆえに、このルートはエロゲーならではのルートだと思っていた。
碧の視点から見ると、男の夢を我侭に、気の赴くままに書いた風に見受けられた。
ところが、どうもそれだけではないらしい。

地を這う人間である亜紗。空を飛ぶ鳥である依留。このシナリオは依留が地に降りてくるシナリオとみる。
個人的には、青春というのは結果が重要なのではなく、地から空へ飛び上がる過程のほうが重要なのだと思う。
青春時代の最初から最後まで空に在り続けても、空を飛ぶという経験以外は得られないからだ。

このシナリオでは、「好き」という恋愛感情やモノに対する好奇心を点ではなく線として捉えている。
だから、依留が碧を好きに、ソアリングを好きになる理由付けが極めて弱く感じられ、

「気付いたら、そうなってたんです。
そうなっちゃってたんです。
バカにしてたはずなのに」

「持っていた信念とか、考え方とか。
そういうものが無視されてしまった感じです」

「わたしはこういうルールでは、動かないのにって」

「……どうしてでしょう」
            (作中より:依留)

という風に、依留本人が戸惑う場面が見られる。
それに対する答えとして、

「それはきっと、好きだからじゃないか?」
               (作中より:碧)

と碧は返す。このスタンスには同調できる。
誰かを、何かを好きになろうと努力して、好きになるわけではない。
好きになってしまったから、それまでの自分とは違う自分を覚えて、
どうしようもなく人は戸惑うのではないかと、僕は思う。

ただし、双子丼シナリオという構成には、どうしても疑問が残ってしまった。
筋が通っていないというより、筋が存在しないのだ。
よしんば、双子が碧を好きになり、碧が双子を好きになってしまったとしても、
当人たちが納得してるから万事解決……するのはいただけない。

「二股の何が悪いんですか」
       (作中より:亜紗)

「一人より二人だ」
       (作中より:碧)

この潔さに翻弄された。
僕には、主人公が二股にさほど障壁や背徳感を感じていないように見受けられた。
潔いのは良しとしても、双子丼にした意図があまりにも見えづらいのは如何なものかと思う。
僕には、ある種の読者サービスのように思えてならなかった。

ところで、作中でしばしば引用されるロバート・フロストの詩の一部、

“ Nothing gold can stay.” 
        ――――Robert Frost

は、何も依留だけに向けられた言葉ではないと思う。
僕は、「輝き続けることができない」という直訳から転じて、「一生輝き続けろ」と言う戒めだと思った。
たとえ記憶の中で輝き続けたとしても、当人にとっては過去の栄光。
どれだけ優れた偉人でも、過去の栄光に縋るにまかせ、寂しい晩年を送った人物は数多い。
もちろん、輝き続けられる時間には限りがある。
この作品からは、その輝きを持続させることこそが肝要なのだと読み取れた。

「この熱量は、若いうちしか経験出来ぬ、言わば有限式の
貴重な熱量じゃ。そして人は、それを原動力にする。
振り返ることによって、いつまでも、な」
               (作中より:理事長)

モーニンググローリーという雲が極めて短い時間しか発生しないように、
青春時代という“黄金の時間”もまた邯鄲の夢のごとく短い。
モーニンググローリーを観測できる夜明けの短い時間こそ、人生における青春時代なのだ。
記憶の中での輝きを記憶の中に閉じ込めず、いかに有用な熱源として活用するか。
青春時代の失敗も成功も、必ず後の人生の原動力となると考えれば、
青春という時間を糧に、一生輝き続けろというメッセージのように聞こえた。
時間は尊い。


【小鳥】

栄光と挫折という青春がテーマ。

本気で願った夢にフタをして、何食わぬ顔で暮らしていくなんて、
ほんとにできるんだろうか。
         (作中より)

答えは否である。何度こけても本気で夢見ることを忘れなければ、いつかそこに届く。
このお話を読んで、赤い鳥が歌った「翼をください」を思い出した。翼を望む心があれば空だって飛べるのだ。

作中にて、佳奈子は小鳥をインコに喩えて在り方の是非を問うた。
飛ぶ力を制御され、空とは比べようもない狭い空間に閉じ込められて生を送るインコに、
立つ力を失って車椅子での生活を余儀なくされた小鳥が重なる。
カゴの中の小鳥が幸せかどうかは、シュレーディンガーの猫にも似て、当人しか知りえない。

「小さなカゴの中に押し込めてしまうには、
あの子の翼は大きすぎるんだ」
          (作中より:隆夫)

父の隆夫は、小鳥は普通の人が抱く夢を見ることができないと嘆き、彼女をカゴの中へ住まわせようとした。
子を想う親としては慈愛に溢れた選択肢の一つなのかもしれない。
けれど、身体的なハンデは、必ずしも精神的なハンデとイコールで結べない。
小鳥の夢見る翼は鳥カゴで養えるほど小さなものではなかった。


  いま私の願いごとが
  かなうならば翼がほしい
  この背中に鳥のように
  白い翼つけてください
  この大空に翼をひろげ
  飛んで行きたいよ
         (出典:「翼をください」)

いくつもの難所を乗り越え、小鳥は夢にまで見た雲の回廊へたどり着いた。
そこで目にした景色は、言葉では言い表せないほど荘厳なものだったことだろう。

「小鳥は、モーニンググローリーを飛べば、
未来が取り戻せるかもしれないと言っていました」

「ええ。それは、この先自分が、
夢を見て生きられるかどうかもって事なんだと思います」
                    (作中より:碧)

小鳥にとって、雲の回廊は第二の地面だったのではないか。
一度堕ちてしまった小鳥にとっての、次なる目標の地だったのではないか。
グライダーがモーニンググローリーの上を明確に渡っているCGは、このルートをのぞいて他で使われない。
とすれば、小鳥にとっての目標の「地」だったと見てもいいはずだ。

栄光と挫折は同時にやってくることもある。
挫折を栄光の始まりと考えられるようになったら、その人はどこまでも強くなれる。
このシナリオは最も泥臭さに富んでいて、それゆえに、若人たちの真っ直ぐな想いがプレイヤーの心を打つ。
好きも嫌いも理屈では語れない。そんなまじりっけのない青春がここにある。

鳥が卵の中からぬけ出ようと戦う時、1つの世界に終わりが訪れる。
生まれようと欲するものは、世界を破壊しなければならない。青春を卵の中で見ることはできない。

それにしても、小鳥に懐いているコールダックのハットさんは幸せだっただろうか。
小鳥、インコ、ハットさんという、三者の立場の類似が象徴的なルートだった。


【天音】

青春の延長線がテーマ。

ソアリング部内で最も賢く、最も年上で、最も無邪気だった天音。
彼女自身からテーマを求めるとするならば、それは「青春は延長する」ということだと思う。

イスカという大親友を失い彩までも失った天音の青春。
そこに再び着色を施したのは、他でもない碧、小鳥、あげはの三人だった。
イスカが残し、天音が暖めた想いを、彼らは掬い取り形にしていった。

「キミの想いは、ちゃんと届いてたぞ。
羽々音小鳥っていう女の子に」
          (作中より:天音)

想いは届き、想いは巡る。

羽々音小鳥のSOSは水瀬碧に、
新生ソアリング部のファーストフライトは風戸姉妹に、
望月天音の設計図はソアリング部の面々に、
そして、美鷺イスカの航行日誌は小鳥に届き、
巡り巡って天音とイスカの夢はついに叶う。

奇跡や偶然で片付けるなんて野暮ったい。
この手のお話にはご都合主義が付き物だ。
だが、この青春物語は清々しささえ感じさせてくれる。

本ルートではイスカと天音の過去が明かされる。
外面では相手を気づかいながらも、内面で劣等感を抱えていたイスカ秘めたる挫折。
それが赤裸々に綴られた手紙を見た時の天音の絶望は、想像を絶するものだっただろう。
しかし、碧や小鳥は、その裏側に秘められたイスカの想いを見抜く。

挫折を経験した者だから分かることがある。
楽しかった過去、黄金の時間に起きた事にまで、人は嘘をつけないのだ。

「私にとって、たぶん青春って、
全部、ここにあったんだよ」(作中より:天音)

セカイがモノトーンだった時を除いて、天音は青春を謳歌していた。
となると、天音はみたび青春を味わったことになる。


1回目。イスカとのグライダー製作をした頃。
初めての青春は、イスカの失踪によって容赦なく幕を閉じ、セカイは再びモノトーンに戻った。

2回目。碧たちとの部活動を楽しんでいた頃。
あとちょっとのところでモーニンググローリー(もどき)に届かなかった。

3回目。1年後に講師として学園に戻った頃。
再び空を飛んで、モーニンググローリーに手が届いた感動は、僕には到底言い表せない。


イスカと育んだ夢を次代の“バカ”たちと共に形にできた幸運は、何物にも変えがたい。
青春真っ只中に在る時には青春の素晴らしさに気づけない。それが分かるのはずっと先。
十分に齢を重ねて価値観が育ってからだろう。

青春には正解も不正解もない。
想うところから始まり、それが夢となり、人へと繋がる。
その過程にて「有限式の熱量」は蓄積される。
結果を求めないがゆえに、青春に正解はないんだと思う。

終わってみれば、このシナリオこそが、グランドフィナーレに限りなく近いお話だった。
想う力の強さを効果的に、目に見える形として描き出したシナリオ。
ラストを飾るに相応しいボリューム、内容だったと思う。


【まとめ】

空を見上げること。そんなことさえ忘れてはいないだろうか。
忙しく日々を過ごしているプレイヤーにとって、この物語は懐かしさを覚えるはず。
それと同時に、少しだけ後悔の念を湧かせてしまうかもしれない。
輝きは永久には続かないし、もう終わってしまっているのかもしれない。
けれど、それを気づくだけでも意味があるように思える。

若葉が葉に変わる前に、エデンが悲しみに包まれる前に、
暁が昼へと移ろう前に、―――すなわち、青春を忘れてしまう前に。

もう一度、あの頃を振り返ってみてもいいのかもしれない。


構成的には、青春をコアたるキーワードとして、個々のサブテーマが放射状に広がっている作品だと思う。
各ルートの完成度に差はあれど、全体としてのクオリティの低下を招いてはおらず、完成度の高さは群を抜いている。
何より、無言のメッセージとも言うべき「青春」の有り様が、否応なしに胸を打ってくる。
スキップ機能の使い勝手の悪さ、「次の選択肢へ」機能の非搭載など、コンフィグ周りには若干の改良の余地が見られるものの、
物語を取り巻く音楽や背景、演出、テーマ曲などは、どれをとってもハイクオリティ。
物語と併せて、ユーザビリティの不便を忘れさせてくれることだろう。

PULLTOP今なお健在。そんな声が高らかに聞こえてきそうである。


※余談ではあるが、登場人物の名前が気に入った。


風に朝と夜、月に天、小鳥、あげは、ほたる、雲、ひばり、時雨、鷺にイスカ(アトリ科の鳥の一種)。


これらはすべて、空にあるもの、空を飛ぶもの、空の色で分かるもの、
空から降るものにちなんだ名付け方をしている。
なんとも上手い名付け親に、心からの拍手を送りたい。


【雑記】
PULLTOP通販部の担当者様に、この場を借りてお礼申し上げます。
予約の締切に間に合わず、付属しなかったはずの特典をつけていただきありがとうございました。
おかげ様で十二分に物語に浸ることができました。

プレイを終えて「いちばん青春してるなあ」と僕が感じたのは、作中のキャラクターではなく、この作品に携わった数多くのクリエイターの方々です。
創りたいものを創っているという情熱が、この作品から伺えました。