新規追加の二人と先輩は正直おまけ。あくまで本編のお姉ちゃんたちとのアフターが主眼であるとみればいいので、変に新規キャラが出張ることもないため、ファンディスクとしては問題なし。どんでん返しの面白アフターというよりも、婚約後の生活で欠かせないイベントをそれなりにこなしたという丁寧さで勝負しているので、あくまで本編でヒロインが気に入った人のみがやればいいと思う。やっぱり由梨奈は制作陣も熱入れてるんじゃないかってくらいの出来。長文部分は各個別のメモのみです。
あねよめコンチェルト
→アフターなので手軽に
※ED曲よさげな。
川上みなも 65
△早着替えやめような、うん。
→ちゃんとプロポーズシーンを入れてくれたのは非常に好印象。なんとも言えないどきどき感までつけてくれる演出がまぁ憎いもんだ。存外に印象は良かったです。
もっとも、エロはアカンな。この子じゃシチュが合わない……
※アフター加点なし
花菱杏 65
※死んだふりの妻懐かしいなwww
→ほぼみなもの感想と同様。プロポーズシーンは入っていなかったけど、本編ではさっくりとしていた流れを丹念に追い直した感じがあって好印象。
シルヴィ・ヤブローニャ・日高 68
→杏と由梨奈を足して2で割ったような義姉その1。特筆することはないけど、その分にしっかりと作られた姉シナリオというところなのだろうか……? どちらかといえば、マリアの妹としての側面が強く出てしまった気がしたのは、ちょっと姉ものとしては残念だったかも。
※アフター加点なし
マリア・ヤーブロニャ・日高 67
※なんというか、こっちは素直じゃないお姉ちゃん。弟と妹の幸せを第一とするあまりに、自分のことを考えると胸が痛いという典型的な姉莫迦というべきかしら。もちろん、幸せになって全く構わない訳なのだが。
→思ったよりその辺の葛藤が長くて、その後のいちゃラブといった部分は皆無だったのが残念なところ。まぁ、そんなもんかしらねと割り切るしかないのかね。
※アフター加点なし
※姉妹丼アフター 加点なし
花菱桜織 75
→じっくりしっかりとらぶらぶな夫婦生活が描かれていて、滅茶苦茶好印象。というか、もうこれだけでいいや。これ以上のことを求めるべくもない。完成度のレベルはさておくとしても、これだけのことを書けば満足できるんだよ、うん。嫁メイドなおねーちゃん最高。
花菱桃音 71
※「ギブアンドテイクで、50:50なんて、なんだか他人行儀で嫌じゃない?」という考え方にはすごく共感。夫婦として、お互いに助け合うことと同時に、お互いに気を許すからこその甘えだって、あっていいと思うのだ。
☆このシーンだけで爆上げできるぞ、うん。
結婚は、人生の中で新たな一歩として位置づけられる、大切な節目。でも、新たな一歩を踏み出すと言うことは、同時に、今までの場所から足を離して、別の世界に旅立っていくということ。そして、人生で恐らく最初で最後の、二度と戻れない世界への、第一歩なのだ。
さすれば、その一歩を踏み出す際には、この時ばかりは真面目になって、今までの自分を作り上げてくれた全ての人に対する感謝を述べることも、許されると思うのだ。
花菱由梨奈 80
☆駄目だって。そのシーンは駄目だって。俺が駄目だって!!!!!!
→やっぱりというべきか、スタッフ的にもそうなのだろうけど、明らかなメインヒロインとしての貫禄というべきか。内容としてはやはりそこまですごいモノを書いているわけではないけれど、堂々と描いてくれた分に、そのインパクトもある意味で十分。
まさに、「お姉ちゃんとの新婚アフター」にふさわしい一本槍の小話と言えるだろう。
※これは余談ではあるけれど、敢えて桜織でここまでの時間軸を触れず、この描写を由梨奈一人に留めたからこそのインパクトであるんだと思う。
このタイプの物語については、何度も見たいインパクトを秘めてはいるけれども、それは主人公にも、ヒロインたちにとっても、とてもとても重大なイベントであるからこそのもの。ただ一人のヒロインに照準を定めるからこその、インパクトなのだと思う。
→私個人はヒロイン全員こんな感じでもそれはそれで好きだけどね!