絵と雰囲気の相性が良く、萌えゲーではシナリオもしっかりしている。
プレイ時間(自力)
初回:約4時間25分
コンプ 約10時間45分
氷織の個別ルートは他2名より長め(氷織の個別は共通部分より長く、他2名の個別は共通ルートよりやや短いくらい)。
氷織は最後に攻略を推奨。
CG枚数はSD除くと50枚に満たないので、ミドルプライスにしてもやや少なめだが、そこまで極端に少ないわけでもない。
テキスト量はミドルプライスなら妥当な量だと思った。
システム面など問題なし。
ゲーム制作にはお金がかかる。
最近では特にパッケージのエロゲーが売れにくくなっているみたいなので、期待できる売り上げを考えるとコストをかけられる部分は限られてくると思う(これは商業でエロゲー制作する全てのブランドに当てはまるだろうが)。
そんな中で、ミドルプライスで売るということを考えた上で、しっかり作るところはしっかり作って、コスト削るところは削って、ちゃんとした完成品になっていると感じた。
とにかく雰囲気、世界観に絵が良く合っている。
テキストは読みやすく、シナリオもキャラ重視エロゲーにしては良い出来。
萌え系等のエロゲーは新作出ても既出感しか無いものが多いのでほぼ買わなくなったのだが、体験版やってこれは買っていいと思った。
それと、フルプライスのエロゲーはそのほとんどが無駄に長すぎると思うものが殆どなので、ミドルプライスでこのくらいの作品規模のほうがプレイしやすい。
エロは特別使えたわけでは無いが、エロより雰囲気や萌えの作品だからあまり気にならなかった。
ヒロイン同士の会話はいい雰囲気だったのでこういうシーンをもっと増やしても良かった。
百合、レズっぽいものもっとあれば良かった。この絵と雰囲気だと百合、レズと相性良さそう。
前述の通り、絵と雰囲気や世界観、シナリオテキスト、その他を総合的に見てゲームとして魅力ある作品だった。
あと、某作品とは無関係だと思うが、イメージは被る。