シーン回想コンプは自力だと難易度が高い。エロ無しでシナリオだけでも短編の作品として成り立つ。
プレイ時間(途中から攻略参照)
エクストラシナリオ(エロ中心) 約5時間弱
本編、エピローグ(シナリオ中心) 約2時間弱
合計 6時間半~7時間弱
○エクストラシナリオ
本編より先にこちらをプレイすることになる。
エロと日常描写が中心。本編の倍以上のボリュームがある。
家の中にあるアイテムを探してHするというものだが、結構難易度が高い。
というか意図的に難易度を高くしているように感じられる。
アイテム探索自体は、マウスクリックで部屋の中の視点を変えて何かありそうなところをクリックするだけのシンプルなもの。
だが、全体を見渡す視点では何もないところに、拡大視点でアイテムがあったりする。
しかもこの拡大視点への視点切り替えがわかりづらい場所になっているうえ、アイテムの大きさからして拡大視点で写らないのが不自然。
また、明らかに物が多くて何かありそうな場所に何も無かったりする個所もある。
途中から攻略参照したが、自力で回想コンプできたかは微妙で、結構時間がかかった。
アイテムは全部で24個あり、これにより発生するHシーンは12コマなので、2つにつき1回発生。特定のアイテム2つを探索し終えた時点でHシーンへと移行する。
だが、Hシーンになるとそれまでに入手したアイテムが無くなってしまい、再び同じ場所を探さないといけないのは面倒。
エロだけでなくて日常会話全般が結構面白い。
白黒の漫画風カットイン挿入が多く、これも良い演出になっている。
また、エクストラシナリオ中に少しシリアスな描写が出てくるが、これがのちに解放される本編、プロローグの伏線になっている。
ナレーションの声は設定で表示されるようにすることをお勧めする。
そうしないとナレーションを聞き飛ばした時に文章読み返しで表示されないし、ナレーションを全部聞くのはかなり時間がかかる。
本編、プロローグ
エクストラの後に解放される。シナリオがメイン。
シリアスで結構重い話で、本編、プロローグのみをシナリオ重視の短編作品としても成り立つくらいの出来。但しやや粗はある。
エクストラで出てくる伏線が絡んでくるので、このような構成にする必要があったと思う。
少女と世界とお菓子の剣の苺編が年内に発売されないみたいなのは残念だが、シナリオ、日常会話、エロともにこれはこれで十分に楽しめた作品。
その他
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