畳みかけるような怒涛の伏線回収。ラスト挿入歌で涙腺崩壊
非常に安定した面白さが出ていた作品。
椿姫→花音→水羽→ハルの順で攻略(というかこのルートでやらないとしんどい)。
個別だと
①ハル>>>>>>>>>>>>>>②椿姫>③花音>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>④水羽
って感じですかね。
①宇佐美ハル
シナリオ S+
キャラ B-
まぁこのゲームのキャラ評価は基本低めでし。この√以外はこのゲームの真相にたどり着かないし、悪く言えばこの√をやると、他の√をやる意味はあまりなくなる。それぐらい魔王の正体と目的、動向はこのゲームを磨き過ぎていたのかもしれない。ちなみにさりげなく巨乳なのは個人的に◎。でもいくら理由があったとはいえ、髪の毛が長すぎてキャラ評価はこれ。
②美輪椿姫
シナリオ A
キャラ B
彼女という人間が純粋優等生という悪環境とは無縁の存在なだけあって、椿姫BAD√は本当に最高のBADだった。そしてBADを見た後の椿姫TRUEENDは好きな人には溜まらない「家族愛」がふんだんに詰まっていて、その彼女に影響を受けた主人公の行動にはホロっと涙が出た。
③浅井花音
シナリオ B-
キャラ B
のんちゃんは、、、かわ、いい。正直彼女の母親の弱さに若干のイラつきはあったものの、その母親の娘とは思えないほど良い女。ちなみに浅井権三に評価付けるならキャラS++++だし、さすがはその娘といった所。ただ、終わり方も釈然としないし、異性としてだとあまり魅力あるものはなかった。故にB。母親がキモ過ぎてB- 一生ブクブク太れよアバズレ。
④白鳥 水羽
シナリオ C
キャラ C-
マジで誰?ってキャラ。シナリオ激薄、BADも投げて入れようとした結果、ごみ箱付近で落ちてしまったちり紙を拾いに行くような浅いBADEND。まぁ宇佐美ハル√の時田ユキの正体を楽しむ前座と思えば面白いが、正直このゲームでは各段に評価が低いキャラ。
この作品、なんといってもBGM「雄雌」が流れている時の展開の熱さと、最終章の展開が良すぎた…
結構犯人視点の描写も多数あって読むのに使える事も多々あったが、やっぱ先が気になるような造りをしていて、このゲームに心を奪われる毎日だった。なにより、ヒロインのバッドが各々用意されていて、そのヒロインたちの顔、性格の崩れを見る事ができたのもこのゲームの高得点たる所以かな思います。
伏線回収や最後の主人公のモノローグに心を奪われ、放心状態になる事間違いなし。